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【コンヒラワン】機関前機器をユニット化し工数削減へ

コンヒラワン

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神戸製造チームの水田です。
今回は船舶向けFOU型機関前ユニット【コンヒラワン】の導入事例を紹介します。
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FOU型ユニット【コンヒラワン】とは
船舶の燃料サービスタンクから主機関、補機関までの各種機器(ポンプ、流量計、ヒーター、ストレーナー、自動粘度調整装置、エアセパレーター等)、配管を一つのユニット化に纏めた装置です。

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開発経緯
初号機は九州の某造船所でした。
その後、中国の子会社が現地造船所にPRを行い、中国でも販売がスタートしました。
2,30年前の中国の造船事情は経験がなく不慣れで技術的にも低い状況でした。
その状況を改善するために、バラバラに設置されていた機器を一つに纏めたユニットにメリットを見出し、中国で受注が増加しました。
弊社は技術供与にて関与し、現在中国では国営以外の民営造船所ではほぼ100%導入されており、今では中国で3000台以上の実績があります。
中国のある造船所の社長曰く、「工数が減ったことにより人を減らすことができた。おかげでちょろまかす奴がいなくなって、物が無くなることも減った。」と大層喜んでいただきました。
国内の場合、下請けへの依頼が多く、これまでの関係性を重視する考えがあり、メリットを感じてもらいにくい面はありますが、それでも既に30台以上の実績があります。
 
メリット
1.造船所の艤装工事(配管、配線、保温)、据付工数、搬入工数を低減し、省力化につながります。
2.個々の機器、バルブ、ヒーター、ポンプ、流量計、ストレーナー、自動粘度調整装置等の手配業務が不要となります。
3.設計工数の低減、図面費用の削減になります。
4.メンテナンス窓口が当社に一本化でき合理的です。
5.操作が簡単です。
 
今年も新たに国内メーカー殿より台湾建造船向けとして2台発注を頂き、納入まで完了しました。
中国を中心とした海外造船所への実績が多い状況ではありますが、国内造船所でも工数削減等による省力化が可能となりますので、必ずメリットが出る装置です。
ご興味がある方は是非コンヒラまでご連絡お願いいたします。

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