2013年12月16日(月)|
開発設計チーム 小峰です。
最近業務を進めていく上で、先輩方の仕事の仕方(段取り、行動、発言のタイミング)など注意して観察する事にしています。
A先輩は段取り(整理)物件ファイルの整理、メールの整理、PCフォルダーの整理が出来ているので、資料等は極端ですが5秒程で出てきます。B先輩は行動・発言のタイミング 自席で作業中でも、回りの会話(電話内容、打ち合わせの内容等)を聞いて常にアンテナを張っているので、自分が知っている事であれば「さっきの話の内容は、この資料に記載ありますよ!」とか助言をされています。
自分では観察し真似ているつもりでも、実際には出来ていない事が多いです。
真似ると言えば、以前「バリシップ2013」に行く機会を貰う事が出来たので行ってきました、バリシップは日本の海事産業の中心地愛媛県今治市で開催されるに西日本唯一の国際海事展です。今年は240社を上回る企業が色々な製品を出展されており、当時進めていた陸上向け開発製品で、センサー構造部をもう少しシンプルに改良したく何か良いヒントが落ちていないかと見てた所、参考になるセンサー構造を見つける事が出来ました。
ヒントになった参考構造を実際に製品で試してみると(会社の許可を得て)シンプル構造で見た目も良くなったのですが、センサーの反応が良くない・・机上検討では問題無かったのですが、板金等の精度等の問題もあり、あともう少し(3~5mm程)センサー検知距離が不十分であった。その後さらに改良させ良い製品が出来ました。
真似る事で学びそして進化させる事は難しいです。
「学ぶ」と「真似る」は同じ語源だそうです。学ぶの中に真似るが含まれているようで学ぶ上で真似るは大きな意味を持っているんですね。
これからの業務では、視野を広げ観察・吸収し進化させて良い製品作りをしていきます。
2013年12月1日(日)|
製造チームのリーダー川本です。
当社の人間は意外に感じるかもしれませんが、実は30年前に入社した頃の私は、船舶にあまり関心が無く、機械を触る事も嫌いで現場に行くことがとても億劫な人間でした。当時の私は知識も乏しく、初めて一人で現場に行くことになったときは、不安で前日から何度も取扱い説明書を読み返した事を今でも懐かしく思い出します。
しかしその後、幾多の現場経験と失敗を経験し、知識と要領を得て自信に繋がり自然に現場に行く事が苦に成らなくなりました。更にその過程で、現場の人間に育てていただきながら人脈と、知識が広がり、今ではどの現場でもイメージができ、現場で対応することも可能になりました。何事も自分で実際に現場を経験し、失敗に直面して乗り越えてきたからこそ体得できたと思います。何事も経験すれば乗り越えられます。
さて、2013年の春に舶用営業から神戸製造チームに異動し、経験してきた船舶向き商品は勿論ですが、新たに陸上向け自社商品の販売、開発案件のチェック、管理も行い始めました。船舶の現場で経験した知識を総動員しても分からない、陸上独自のニーズ、文化がドンドン発生してきました。しかし、今年積極的に陸上現場を飛び周り、自分で直面して経験することで、不安は自信に変化してきました。「何事も経験」すれば乗り越えられないことはありません。来年も陸上市場を自分で経験することで、船舶だけでなく、陸上のお客様にも喜んでいただける製品を全社一丸となって広めていきたいと思います。