【蒸発濃縮装置Sorae】~O社様への3台目設置~
コンヒラリモート蒸発濃縮装置 Sorae神戸陸上営業チームの佐藤です。
今回は愛知県のO社様にご導入いただいた蒸発濃縮装置Sorae(CEC-G-100)の導入事例を紹介いたします。
装置運転方法説明風景
1)ニーズ:産業廃棄物処理が必要な廃液の減容化
2)装置処理能力:100L/Hr 熱源:LNGバーナー式
3)効果:自動車部品製造工場より排出される、廃液をSoraeで蒸発濃縮処理を行い、水分を大気に放出して産業廃棄物の減容化を実現する。
今回、蒸発濃縮装置Soraeをご導入いただいたお客様は自動車部品の製造業者様です。
本当にありがたいことに、これで同社にご導入いただいた蒸発濃縮装置も3台目となります。
やはり産業廃棄物の減容化は、処理費用の削減を目的とすること以外にもSDGsを根幹とした地球環境への配慮もユーザー様にとっての大きな目標となっているようです。
企業規模が大きくなればなるほど、その責務も大きくなり、ほんの小さなルール違反も侵さぬよう日々努力されているのは、本当に素晴らしい取り組みだと尊敬するばかりです。
我々コンヒラも環境設備としての位置付けで設置いただく以上、製造メーカーとしての責任を背負い、これからも未来へ繋がる装置の開発に尽力していく所存でございます。
さて、話が少し逸れましたがO社様にご導入いただいたSoraeの話に戻らせて頂きます。
O社様は、近隣住民様へ絶対にご迷惑を掛けたくないと、導入前の仕様打合せの段階から廃液の臭気に関して強く気にかけておられ、できる限り臭気を感じない程度まで脱臭分解したいとご要望を頂いておりました。
そこで今回のSoraeに関しては、通常の100L処理仕様で使っている触媒の2倍のサイズを採用する事とし、設計を見直し、装置に組み込みました。
その効果もあってか、装置稼働から今日まで臭気に関してO社様よりご相談を受けたことはなく、順調に稼働していると聞いております。
自社のメリットだけでなく、近隣にお住いの地域の方々や環境にも配慮して、装置導入を検討する。簡単なことのようで中々できる事では無く、またその努力を大体的に宣伝するわけでも無く、粛々と企業努力を実践する。
先にも述べましたが、このようなユーザー様に弊社の装置を3台もご導入頂いたことは、弊社の自信と誇りに繋がっております。本当にありがとうございました。
上述したように、コンヒラの廃液処理装置Sorae・Umieは産業廃棄物処理費用の削減だけでなく、廃棄物減容化の環境保護活動にも役立てるよう創意工夫しております。
ユーザー様のご意見を聞き、懸念事項を解消するために装置設計に改良を加え、実際に運転してからのトラブルにも即座に対応できるよう、コンヒラリモートでの遠隔監視を行い、現地作業が必要な場合にも最短で駆けつけるメンテナンス専門のチームが在籍しております。
まだまだ至らないところが多くありますが、ご導入頂いたユーザー様の期待を裏切らぬよう責任を持って対応することをお約束致します。
他社製品に関する内容でも問題ございません。廃液処理装置や環境設備についての懸念事項やお悩みごとがございましたら、ぜひ一度コンヒラまでご相談下さい。
以 上
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コンヒラリモート蒸発濃縮装置 Sorae