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【燃料油混合装置プロセスブレンダーHP-1.0/1.0S】~二台目のブレンダーを購入して頂きました~

プロセスブレンダー

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神戸陸上営業チーム 中川です。

前回、2014年5月16日のコンヒラ社員ブログにてご紹介させて頂きました石灰製造会社より、今回 2台目の燃料自動ブレンド装置をご注文頂きましたのでご紹介させていただきます。
今回、お客様の工場で石灰増量生産計画が上がり、コマ式石灰炉の増設が決まったことで石灰炉の付帯設備品である燃料自動混合装置 プロセスブレンダー 2号機の話を頂きました。

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今回は、初回打合せから難題なテーマが上がりました。
将来発生する南海トラフ地震を見据えて山の頂上に石灰炉を建設するとの事で、プロセスブレンダーでブレンドした混合油を山頂に設置される石灰炉用サービスタンクまで横配管約100メートル、縦配管約13メートルの全長 約113メートルの距離をブレンダーに搭載されたポンプで送油しなくてはいけない事です。
この難題を解決すべく、お客様と配管工事会社とで配管高低差について何度も現地にて入念な打ち合わせを行ったうえで、標準搭載のギヤポンプではなく、トロコイドポンプを使用して送油する事に決定しました。
計算上 配管口径40Aで配管圧力損失に問題ない事を確認して、トロコイドポンプ仕様にて再設計させて頂き、お客様にもご納得していただく事ができました。

プロセスブレンダーは重油価格が元売り(製品油製造会社の元売り販売価格)で極端に安価になる場合、元売り重油と再生重油を混合することで対応できるブレンダー装置です。今回は再生重油とC重油の混合比率をお客様からご指定の比率でブレンドすることで、大幅な燃料費削減にも繋がりました。
さらに、目まぐるしく変動する重油相場のことを考え、混合比率を10:0 ~ 0:10まで変更対応可能としております。

コンヒラでは近年、燃料油製造所、再生油製造会社にもブレンダー装置を納入させて頂きました。またセメント製造会社、石灰製造会社、再生油製造会社でも燃料油スラッジ粉砕機をご使用していただいております。A重油、B重油、C重油、再生重油に関する多種多様のご相談に対応する為、様々な機器を取り揃えております。もしこの記事をお読みなられたお客様で再生油のトラブルや燃料油、潤滑油のトラブル、または燃料費削減等で相談したいと言うお客様がおられましたら、ご遠慮なく是非一度弊社までご相談ください。

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