神戸陸上営業チームの近藤です。
今回は、長野県のI社様にご導入いただきました蒸発濃縮装置Sorae(CEC-K-50) の装置メンテナンス例をご紹介致します。

1）既設装置：蒸発濃縮装置Sorae50L/Hr灯油バーナー仕様
2）メンテ内容：定期メンテナンス
3）作業①：蒸発室、焼却炉内部等の点検及び清掃
作業②：触媒、熱電対と各配管パッキンの交換

I社様には2022年より定期メンテナンスを実施いただき、本年度もご用命いただきました。
今回のメンテナンスでは、例年の点検・清掃・交換作業のほか、昨年のメンテナンスの際にご推奨させて頂いておりました熱電対の交換も実施致しました。こちらは、お客様の装置使用状況や設置場所の関係から、メンテナンス性と損傷防止、その他防塵防水などの向上を目的として、従来とは型式の違う熱電対に変更させていただきました。ご訪問時に装置から出る蒸気のにおいが数値にはあがらないが、少し気になるようになった、とのご相談をいただきました。触媒も交換推奨の時期となっておりましたので、今回のメンテナンスで交換させていただき、経過観察をお願い致しました。今後も改善が見られない際は、装置の改造など改善方法をご提案させていただきます。燃焼炉の板厚の変化や各部品の消耗具合なども、毎年の記録を残しております。お客様のご不安を解消し、一度限りではなく継続した定期点検を実施いただけるよう今後も努めてまいります。

また、コンヒラの自社製品の一つである遠隔操作・監視システム コンヒラリモートを使用しての制御の変更や日々の運用データの管理も承っております。（装置導入後、3か月は無償でご利用いただけます。）コンヒラリモートをご利用いただくことによって、問題が発生した際の運転データの解析や出向費用無しでの制御変更対応が可能となりました。

コンヒラには上記のような装置メンテンナンス、リモートサービスによる神戸支社からの遠隔操作や監視等、アフターサービスに関わります一連の専門スタッフが在籍しております。産廃費用の削減、排液の処理方法にお困りの方は是非、弊社アフターサービスも含めご検討いただけると幸いです。

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