【シンガポール展示会に参加して】~感想と反省点~
オメガファイヤーパイプガード神戸営業チームの岡部です。
3月11日から18日までの1週間、展示会参加のためシンガポールへ出張に行ってまいりました。長期不在により、ご協力いただきましたお客様には感謝いたします。
お知らせにてご案内していました通り、コンヒラとして初めての海外での展示会出展。わからないこと、不安なこともたくさんありましたが、私自身としても良い経験であり学ぶことも多くありました。今回は準備から展示会当日までについてお話しします。
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展示会場入り口看板 |
まず、苦労したのがカタログ制作です。開催地がシンガポールということで来訪されるお客様は当然外国人ばかり。コンヒラという会社や製品を知ってもらうためには英語でカタログを制作しなくてはなりません。当初は日本語のカタログをそのまま英語に翻訳すれば良いと考えていましたが、日本語で見やすくわかりやすいカタログでも、英語にすると文字が意外と見えにくくなったり、小さくなったり、と不具合が出てきました。
バランスを整え、文章を変更するなど苦労して出来上がったカタログでしたが、展示会場で見てみると、更なる改善点が見つかりました。それは「製品名よりも製品の特長を大きくすべき」ということです。他社様のブースでは製品名より機械の特長を大きな文字で書いてあるカタログや広告が多く、製品名を大きく書いているものはほとんどありませんでした。悩みを持ったお客様やブースの前を通ったお客様の脚を止めるためには、一目で機械の特長がわかる掲示が必要だと実感しました。
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省スペース型パイプガードシステム | オメガファイヤー |
また、改めて苦労したのが当日のブース対応です。シンガポールでの開催ということもあり、シンガポール、マレーシア、インドや中国といったアジア圏からの来訪者が多く、日本から来訪されたという方はほとんどいませんでした。そういった中でブース対応を行い、脚を止めていただいたお客様には無事に説明はできましたが、脚を止めてもらうこと自体がなかなか上手くできませんでした。日本での展示会対応経験はあるため、その経験をもとに単に「英語で対応すればよい」と安直に考えておりましたが、甘かったと気づかされました。
ブースの前を歩くお客様に声掛けをしても、挨拶は返してくれますが脚を止めてもらえず。そこで、ブースから出て通路を歩くお客様に自分から名刺を渡して話を聞いてもらうようにしてみたところ、ようやく脚を止めて話を聞いてもらえるようになりました。
しかし、それを始めたのも3日目である最終日。最終日は自分自身での展示会場での情報収集や取引先ブースへの挨拶等もあり、自社ブースに立つ時間が少なくなってしまいました。
展示会のような大きな場所では「単に掲示する」だけでなく、自分からの声掛けと興味を引くような展示を考えるべきだったのだと改めて発見することができました。
反省点ばかり上がっていますが、もちろんこれからに期待できる話もあります。ある船主様からは、オメガファイヤーはバイオ燃料でも使用可能か問い合わせをいただいたり、造船所様からはPGに興味を持っていただいたり、など今後に繋がる話もありました。これを実になるようにしていけるかは自分の力と努力次第です。
今回の展示会で作ったつながりを大事にして、営業をしていきたいと思います。
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コンヒラブース | 他社ブース |
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