【蒸発濃縮装置Sorae100L導入事例】~他社メーカー装置とのコラボレーション~
蒸発濃縮装置 Sorae神戸陸上営業チームの佐藤です。
今回は茨城県のIKK社様にご導入いただいた蒸発濃縮装置Sorae(CEC-S-100)の導入事例を紹介いたします。
【写真①】配線作業風景 |
【写真②】装置全体写真 |
1)ニーズ:産業廃棄物処理装置から発生した廃液の減容化
2)装置処理能力:100L/Hr
熱源:スチーム
3)効果:産業廃棄物処理工程から発生する高濃度廃液を減容する。
今回Soraeをご導入頂いたユーザー様は、茨城県の産業廃棄物処理業者様です。
医療系から動物の遺体、汚泥の処理等、様々な廃棄物の中間処理を実施されておられます。
弊社の蒸発濃縮装置Soraeの前段に設置されている装置にてまずは初期処理を行い、
その工程から排出される工程液を蒸発濃縮装置Soraeにて2次処理することで廃液の
発生量を極限まで減容化するという処理工程となっております。
弊社の廃液処理装置は、今回ご導入いただいた[蒸発濃縮装置Sorae]以外に、[減圧脱水装置Umie]、SoraeとUmieを合体させた[SUハイブリッド]と3種類の装置を製造、販売しており、ユーザー様の用途や廃液の性状によって最も適した装置をご提案することが可能です。
もちろん装置単体でご導入いただくことも可能ですが、今回のユーザー様と同様に他メーカー様の装置とのコラボレーションでご導入いただく事例も多々ございます。
例えば総合排水処理設備に流せない高濃度排水を減圧脱水装置Umieで1次処理し、
Umieから発生する回収水のみを総合排水処理設備に流すフローとして、業界大手の排水処理プラントメーカー様とタッグを組み、装置導入いただいた過去事例もございます。
我々コンヒラとしてもパートナーとなっていただけるメーカー様を増やし、パートナー企業様の装置とセットでご導入いただける協力関係が築けることを目指しております。その為に、ユーザー様やパートナー様からご相談いただくあらゆるニーズに対応できるよう、様々な要求仕様にて製作できる体制を構築して参りました。
生物処理に適さない高濃度廃液や、有機溶剤が含有した廃液、処理後もBODやCODが高く下水や河川放流できない廃水等、処理が困難な廃水にお悩みの際はぜひ一度コンヒラにご相談いただきたく存じます。
ユーザー様に限らず、メーカー様からのご相談も大歓迎です。ご連絡お待ちしております!
以 上
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