【ブレンダー 燃料混合の新しい用途について】
エコノミーブレンダー神戸営業チームの藤原です。
弊社では舶用や陸上向けに省エネや環境対策商品として多くの製品を開発致しました。
その中でも開発歴史の古いブレンダーについて紹介致します。
用途としては重油、軽油からコストの安い動植物油、バイオ燃料、廃油などの油を混合させ、粘度調整を行うことにより省エネ対策機器となります。
当初は船舶の主機においてA重油の燃料コスト削減の為に安価なC重油を混合させる用途として多く納入させて頂きました。
燃料費を抑える用途で国内ではシェアNo.1となります。
近年ではある一定エリアの港では燃料としてのA重油が供給されておらず入手困難である報告がありました。そこで船内でブレンダーを利用してMGOとC重油を混合させて粘度調整することにより、本船でA重油粘度に合わせた油を製造する用途としても多く実績を作りました。
最近では2020年からの船舶の燃料油硫黄分濃度規制(濃度0.5%以下)が本格的に強化されるにともない、それに対応したスクラバーなどの機器が開発されてきています。
これをふまえて将来的に当社ではこのブレンダーを使って通常のC重油に低硫黄のMGO油を混合させ混合させた燃料の硫黄分濃度を0.5%以下へ調整させるアイデアとしてもPRさせて頂いております。
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