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【水切り装置】油圧機器向け潤滑油・作動油の水分対策に最適!

水切り装置

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神戸陸上営業チームの水田です。
今回はコンヒラ製【水切り装置】の導入事例を紹介します。

【写真①】

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発電所などで使用される油圧機器は、潤滑油を使用しています。潤滑油は徐々に劣化していきますが、原因として水分が混入することがあります。水分は温度差によるタンクや配管との呼吸作用により凝集して結露が発生します。それが油に水分が混入する原因となります。潤滑油に含まれた水分は、空気中の酸素と触れ合って酸化を発生させ油が劣化します。それを防ぐために潤滑油に含まれた水分を除去する必要があるのです。今回紹介する水切り装置で水分を除去することが可能です。
水切り装置による水分除去の原理ですが、コアレッサー方式を採用しています。極微細に分散した水を超極細のフィルターに通すことにより、遊離液を捕捉、凝集し、粗大化させることができます。粗大化することにより油は浮き、水は沈むので、コアレッサーの上からキレイな油を流し、コアレッサーの下部から分離水を除去します。コアレッサーには油面計、もしくは油面検知器を設置しており、目視か自動検知によりコアレッサー下部のバルブを開けて水を流していくことで、油を清浄します。またコアレッサーでゴミの捕捉も行います。
今回はF社様より発電所油圧装置の油清浄として採用いただき、お客様のご要望である3循環で10,000ppmを300ppmまで水分除去を達成しました。処理能力は~2000ℓ/hの対応が可能です。
下記写真は実際に弊社神戸工場で通油運転を行い、3循環した写真です。1循環ごとにサンプルを採取し、油分濃度の分析をかけご要望の数値以下になっていることを確認し、出荷しています。

【写真②】

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この水切り装置は潤滑油のみに限らず、様々な油に含まれる水とスラッジを除去することが可能です。また同じ構造・方式で水の中の油を除去することができる機種も対応可能ですので、お困りがあれば、ぜひコンヒラまでお声がけお願いいたします。

以上


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