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【燃料油スラッジ粉砕機 オメガファイヤー EN-5000】 再生油内スラッジによるストレーナー詰まり&再生油タンクからの抜き出し時の詰まり改善に取り組みました

オメガファイヤー

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神戸陸上営業チームの中川です。

今回、セメント製造会社様よりローリー車から再生油受入時のスラッジによるストレーナーの詰まりと、同じ配管ライン上の再生油タンクから抜き出し時の詰まりに悩まされているとのご相談を受け、再生油タンクからロータリーキルンの間に容量5,000L/hクラスのオメガファイヤーを納品させて頂き10月中旬から運転がスタートしました。

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元々船舶用に開発を行った、オメガファイヤーが陸上工場でも使用可能と解り始めたのは13年前になります。
石灰会社様から燃料ラインのストレーナー清掃を三日に1回行うため、作業者の労働改善を考え、自動洗浄式ストレーナーに変えたいとご相談をいただき、現地に赴き確認させていただいた結果、購入されている再生油が粗悪油のため、ゲル状の軟性スラッジが大量発生しており、他にも異物やアルミナ、シリカの混入があるため自動洗浄式ストレーナーではなく、粉砕機 オメガファイヤーを推奨し、テスト用に実機を貸し出したところストレーナー清掃が三ヵ月に1回にまで改善する事に成功したことで、今では再生油を使用している石灰工場に粉砕機 オメガファイヤーを全国規模で普及することが出来ました。
現在、セメント工場様で一般的に使用されているロータリーキルンは燃料に重油やガスを使用されていますが、近年は燃料価格の高騰による燃料費削減が重要となっておりA重油、低硫黄C重油から再生油に切替わり始めました。
燃料費コストの削減は可能ですが、それに伴い再生油使用によるロータリーキルンのバーナー口で燃料詰まりのトラブルが各工場で起きています。
石灰業界でも大量生産を行う工場ではロータリーキルンの使用が見られ、同様に再生油燃料の切り替えが増えたことによる燃料トラブルも増加しています。
最近では糸くずが混ざった再生油が販売され石灰工場 竪型炉の燃料ラインでのトラブルを耳にいたしました。
燃料に関するトラブルは、各工場や船舶関係で多種多様な内容で発生している事と考えられます。
コンヒラでは再生油だけでなく、油に関するトラブル全般に対応する様々な機器を取り揃えておりますので、もしこの記事をお読みになられたお客様で 燃料トラブルで困っている、再生油ではないが燃料で相談したいと言う方がおられましたらご遠慮なく、ぜひ一度、弊社にご相談ください。
次回は10月から運転スタートした、セメント会社様の粉砕機 オメガファイヤー運転結果を報告しようと思います。

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