【オメガファイヤー】粗悪燃料油の対策として
オメガファイヤー神戸陸上営業チームの水田です。
今回はコンヒラ製オメガファイヤーの導入事例を紹介します。
燃料費のコストダウンの為に再生重油を使用する工場が増えてきていますが、再生重油には様々な油が混ざっているため、タンク内で化学反応を起こすことで粘液状の軟性スラッジと呼ばれる異物が発生します。そのまま再生重油を使用すると、タンク内で発生したスラッジなどが燃焼ラインなどの配管や各機器を詰まらせる、バーナーの燃焼効率が落ちるなどのトラブルの原因となります。今回紹介するのはこのトラブルを解消することができるオメガファイヤーです。
【写真①】
オメガファイヤーは2種のインペラをモーターで回転させ、油中に含まれた軟性スラッジに剪断粉砕を行うことにより、粘液状の状態から元の状態に戻す働きがあります。粘液状の軟性スラッジが無くなることで、詰まりや燃焼効率が悪くなるといった燃焼ラインのトラブルが発生しなくなるのです。
元々オメガファイヤーは船舶の粗悪なC重油対策として開発、販売がスタートし、今では再生重油を燃料として使用する石灰業界、アルミ業界、セメント業界でも多くの販売実績をあげることができ、お客様からも喜んでいただいております。
今回、導入いただいたM社様は、水分が多く含まれた特殊燃料を使用しており、燃料タンク内で軟性スラッジが発生、また水が分離してしまうことで、燃焼時の温度が安定しないというトラブルがありましたが、オメガファイヤーで処理することにより、軟性スラッジが粉砕され、水も油と均一に混ざることにより、温度を安定することができたとご満足いただけました。
このようにオメガファイヤーでは安価な再生重油、特殊燃料を使用することで発生するトラブルを解決することが可能となります。また弊社NAGフィルターと組み合わせることで、オメガファイヤーでは処理できない固形のスラッジを捕捉することができ、さらなる効果を上げることが可能となります。
再生重油や特殊燃料を使用することで、燃焼や燃焼ラインにトラブルが発生してお困りのお客様、またこれからコスト削減のため、安価な燃料油をご検討のお客様にオメガファイヤーはおススメできる装置です。ぜひともご検討いただき、コンヒラへお声かけをお願いいたします。
【写真②】
関連製品情報
オメガファイヤー