【海外調達品による原価低減のご協力】
海外調達
貿易チームの国枝です。
2020年4月で、大学新卒でコンヒラに入社して4年目を迎えます。今回は私が初めて新規製品の見積から納入までの新規取引をさせて頂いたO社様の事例を紹介いたします。
O社様のご担当者様が代わられたタイミングで部品の原価低減について相談され、弊社の海外協力工場を提案したことで、新規の引き合いから正式注文を頂くことができました。
当初、ベトナムの板金工場での製作をご提案させて頂きましたが、今回の板金部品は注文ロットや価格の兼ね合いから中国で製作することになりました。海外工場で製作をするにあたって日本と海外で考え方や認識の違いがありますので、見積価格でお客様に納得して頂いて量産となる前に、基本的にはどのような製品においてもサンプル試作をお願いしております。
<サンプル試作のおすすめ>
・海外製作サンプル品の外観を見ることで使用に問題が無いかの確認ができます。
・サンプル品の改善点を量産品に反映させてより良い製品にすることも可能です。
今回は受注後35日後という短期間での納入希望というお客様の事情もあり、サンプル品を製作せずロット製作ということになりました。ちょうど別担当者が他のお客様の製作案件で中国出張がありましたので、本件の板金製作工場にも立ち寄ってもらい、製作中の板金部品の写真を撮って送ってもらい、お客様に連絡を取ってリアルタイムで製品の状況や品質を確認して頂きました。この対応をお客様にも評価して頂き、製品も無事にお客様の希望納期までに納入することができました。今回の板金部品についてもお客様から継続してご注文を頂いております。
入社3年目で初めて新規製品の取引をさせて頂きました。通常の納入製品とは異なる対応で右往左往しましたが、貿易チームのメンバーにも助けてもらいながら、最後までやりきりました。
今後も新規案件を受注していくためにお客様との人間関係の構築、ベトナムをはじめとする海外調達品による原価低減の提案を自発的に行っていきたいです。
弊社では今回ご紹介した板金部品以外にも製缶加工品や機械加工品などの製品を幅広く取り扱っております。今回の事例では中国調達品を紹介しましたが、ベトナム調達品も積極的に拡大しております。お気軽にコンヒラの貿易チームまでお問い合わせください。
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