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【ストレーナー式 海洋生物付着防止装置】

パイプガード

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神戸営業チームの藤原です。

今回は弊社の海洋生物付着防止装置 (Marine Growth Preventing System 略称M.G.P.S.) パイプガードシステムについてご紹介いたします。
弊社のパイプガードシステムは電極(銅、アルミ、鉄)に直流電流を流すことにより銅電極から生成された水酸化銅イオンによって海洋生物の成長を抑制します。またアルミ・鉄電極からは生成された金属イオンが保護皮膜となり配管内の腐食を防止します。

現在までの納入実績としましては内航船はもちろん、外航船を含め、おかげさまで1400台を超えました。

タイプとしては、シーチェスト式、タンク式、ストレーナー式があり、それぞれ設置場所や船のサイズ、用途によって特徴があります。
その中でも今回は他社ではあまりお取り扱いの少ないストレーナー式についてご紹介致します。

これはその名の通り冷却海水ポンプ入口側のストレーナーに電極を投入したタイプになります。
ストレーナー式の利点としましては海水ストレーナーとM.G.P.S.を一体にすることにより、機関室内の省スペース化やメンテナンス作業の効率化が実現できます。また、ご導入されます造船所様では海水ストレーナーと海洋生物付着防止装置を個別に手配する必要もありません。

機器の仕様は本船の海水処理量により、ご相談させていただきながら選定させて頂きます。
海水ラインのサイズに合わせたストレーナーのサイズは350~500Aの中から選定できます。ストレーナーの形状は流れ方向に合わせてストレートS型、左右それぞれに直角のLC型、LD型があります。

donyu_201001a donyu_201001b
S型 LD型

最近ではSox排出規制対策としてスクラバーを増設される事例がありますが、スクラバー洗浄水使用のための海水処理量が増加してしまいます。
そのため、スクラバー用のシーチェストにM.G.P.S.を増設したり、既設のM.G.P.S.をスクラバー対応仕様に改造しなければならない必要があります。
弊社のストレーナー式であれば既設の設備を上手く活用し、効率良くM.G.P.S.を増設することも可能です。

以上、海洋生物付着防止装置M.G.P.S.についてのご相談・お問い合わせ等ございましたら、一度お気軽にコンヒラまでお問合せ下さい。⇒製品ページはコチラ

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