【廃油再生装置(コンヒラエース)/水分除去版 のご案内】
コンヒラエース会長独立特選スタッフチームの山本(会長)、中川、出口(顧問)です。
この度、新たに自社製品「廃油再生装置コンヒラエース/水分除去版」の製品ページおよびカタログが完成致しましたのでご案内いたします。
◆現状の課題
JIS K 2170の再生重油規格1種では、水分は1.0%以下(質量分率)と規定されています。この水分量を実現するため、廃油再生工場では一般的に遠心分離機を利用しています。しかし再生油と水が乳化(エマルジョン化)されている場合、遠心分離で水と油は分離できず、再生油中に水分が約5%以上残るという課題があります。
◆コンヒラの対策
当社では2年にわたる開発テストの結果、強制比重分離の遠心分離方式ではなく、水の蒸発特性を利用することで乳化(エマルジョン化)した再生油でも水分を安定して0.5%以下にすることに成功しました。
◆実証データ
ある廃油再生工場様は、再生した油の水分量が3%を超えておりどうしてもそれ以上下げることができず、高価な再生油1種としてではなく、安価な再生油2種のグレードで安価に販売されていました。しかし当社の装置を設置していただくことで、以下の実証データのとおり再生油1種に規格品質が上がり、販売先も問題なく燃料として利用できたとのことです。以下のデータと写真は、このお客様の実際の液で確認したデータと写真です。
試験項目 | 原液 | 処理液 |
---|---|---|
水分(KF気化法) | 3.26% | 0.10% |
エマルジョン系の再生油で、水分除去ができずお困りの再生業者様、再生油ユーザー様は是非コンヒラまでお声かけくださいませ。
以上
関連製品情報
コンヒラエース