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【粗悪燃料によるスラッジ対策機のご紹介】

オメガF.O.シリーズ

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舶用営業本部の森田です。

荷主直結の船主である M海運様に、粗悪燃料油対策としてコンヒラ自社製品であるオメガF.O.システムを就航船に増設いただきましたのでご紹介いたします。

オメガF.O.システムは弊社の創業当時からの粗悪燃料対策機として、船舶の主機関に悪影響よるFCC粒子(スラッジ、アルミナシリカ)対策として活躍してきました。

本船は25年の長期運航を計画し、『船舶燃料油の硫黄分排出規制』スクラバーを増設され、従来のC重油燃料で長期運航し、燃料費用の削減と粗悪燃料対策を目的としています。

現状の船舶燃料油は、清浄機で遠心力を利用して油の中のスラッジ(不純物)を分離・除去します。
しかし、近年の燃料油内のスラッジは燃料油との比重差があまり無く、清浄機で遠心分離ができない場合が多々あり、燃料油内に残ったスラッジが、後処理のストレーナーを早期に閉塞させてしまい、乗組員のメンテナンス時間や部品交換などのランニングコスト増加を懸念されていました。

オメガF.O.システム設置後は、オメガファイヤーの能力によりスラッジを粉砕・微細化し、燃料油清浄機でのスラッジ異常排出を防ぎ、清浄機の開放点検メンテナンスが激減したと報告を受けています。
さらに、燃料ストレーナーの目詰まりによる開放洗浄の負担を抑え、メンテナンスの軽減になり、軟質スラッジの核として存在するFCC粒子を分離させ、精密フィルターで捕捉することで、FCC粒子が引き起こす主機関のシリンダー等への噛みこみによるダメージも発生していないと喜んでおられました。

全体写真全体写真(試運転、取り扱い風景) 温度センサー付制御パネル温度センサー付制御パネル

2020年度より 環境対策で 低硫黄燃料油に燃料が変更されましたが、燃料のスラッジ問題・課題は増すばかりの様です。
お客様とも定期的に情報交換を重ねて、スラッジ対策機のオメガファイヤー本体の提案にも力を注ぎ お客様の悩み事を解決させていただきたいと思います。
スラッジ増加にお困りの方はぜひ、本装置をご検討下さい。

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