【減圧脱水装置Umie及び中和装置】~製造工程廃液の減容化:2号機導入~
減圧脱水装置 Umie神戸陸上営業チームの阪口です。
2020年に兵庫県のN社様へ導入させていただいた減圧脱水装置CDD-S-50型及び中和処理システム1号機に続いての2号機導入事例をご紹介させていただきます。
導入新規2号機設備全体写真 |
既設1号機(奥側)、新規2号機(手前) |
減圧脱水装置 Umie
目的:半導体関係部品の製造工程廃液を中和設備でpH調整し、減圧脱水装置にて減容化
型式:Umie CDD-S-50型、中和装置
能力:50L/hr
効果:2種の工程排液(酸・アルカリ性廃液)を中和処理後、減圧脱水装置Umieにて減圧濃縮処理し、減容率90~95%にすることで大幅な減容効果を実現
製造設備移転増設に伴って排水増加となり、2号機の導入を検討され、この度の納入に至りました。
1号機の施設に併設することで、設備管理ご担当者の作業性を考慮した向かい合わせの配置となりました。
弊社の装置はタッチパネル上、盤面に運転状態のわかるフローが表示でき、振り返ると併設装置同様の盤面を確認できるので、管理しやすいと非常に喜んでいただいております。
装置の製作期間については、世界がコロナ感染や長期化しているウクライナ情勢の影響を受け、電子部品・石油化学製品・金属鋼材など物資不足の慢性化で長納期化し、お客様にはご心配をお掛けしましたが、納期が約1年掛かるところ、社内技術部たちが色々と手を尽くした結果、6か月の製作納期で対応でき、無事に試運転調整を終えて期日内に検収を完了しました。
コンヒラでは、お客様の様々なご要望にお応えできるよう努めています。
お客様におかれましては、廃液処理のご相談がございましたら、是非コンヒラまでお問合せください。
ご連絡をお待ちしております。
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