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【減圧脱水装置Umie】~製造工程廃水の減容化と用水としての再利用~

コンヒラリモート減圧脱水装置 Umie

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神戸陸上営業チームの阪口です。
この度、東北地方の自動車部品製造会社にてご採用いただいた減圧脱水装置CDD-S-300型の導入事例をご紹介させていただきます。

減圧脱水装置本体 1減圧脱水装置本体 2
減圧脱水装置本体

目的:製造工程廃水を減圧脱水装置にて減容化し、得られる回収水を用水として再利用する
 型式:Umie CDD-S-300型
 能力:300L/H
効果:部品製造の工程で発生する研削汚濁廃水と酸性、アルカリ性廃水を中和処理し、減圧脱水装置Umieにて減容率90%に減圧濃縮処理することで廃水の大幅な減容と、得られる回収水を用水として再利用が可能

設備をご採用頂いたお客様は東北地方の自動車及び電子機器部品を製造されています。

お客様が新工場計画検討の際、エンジニアリング会社を通じて廃水減容化設備案を提案し、ご採用に至りました。
生産工程では、大量の純水を使用します。純水はイオン交換樹脂による純水装置で製造するため、イオン交換樹脂の再生廃水が出ますが、これは酸性及びアルカリ性の廃水です。
この廃水と研削工程で発生する懸濁物質を膜処理した際の逆洗水とを一緒に減圧脱水装置で減容化しています。
減圧脱水装置は廃水を減圧下で蒸留し、気化した水分は熱交換器で凝縮水(回収水)として得ることができます。この処理方法は蒸留法であり、得られる回収水は金属イオンが極めて少ない水のため、再利用が可能です。
回収水は水道水に比べて10倍以上きれいな不純物のない水なので、純水装置の原水として水道水に混ぜることで水道水を大幅に削減できました。

装置導入後に、発生した泡立ちの制御変更や設備導入の初期に起こりがちな現場操作ミス、その他制御に関するご要望事項などの対応にコンヒラの遠隔制御システム「コンヒラリモート」が役立ち、現地に伺うことなく即座に対処したことで非常に感謝いただきました。

コンヒラでは、お客様の廃液に対する様々なご要望にお応えできるよう努めています。

お客様でお困りの懸案や廃水減容のご相談などがございましたら、是非コンヒラまでお問合せください。
ご連絡をお待ちしております。

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