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【蒸発脱水装置SUハイブリッド】~新製品の開発~

減圧脱水装置 Umie蒸発濃縮装置 Sorae

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神戸陸上営業チームの佐藤です。
今回は滋賀県のT社様にご導入いただいた蒸発脱水装置SUハイブリッド(CHY-S-200)の導入事例を紹介いたします。

復旧作業風景装置据付後現地復旧作業風景

装置全体写真装置全体写真

1) ニーズ:溶剤含有した廃液の大幅減容化
2) 装置処理能力:200L/Hr 熱源:スチーム
3) 効果:機能性素材研究工程で排出される廃液の水分を大気に放出して産業廃棄物の大幅な減容化を実現する。

コンヒラ新開発製品紹介(全二話)の第一話として、SU(エスユー)ハイブリッドの開発のきっかけとなったお客様からのご相談内容や経緯について、少しお話させていただきます。

コンヒラでは、これまでも全国の様々な製造工場から排出される工場廃液を弊社独自の廃液処理方法にて減容化のお手伝いを行って参りました。
今回のユーザー様も、これまで同様に「産業廃棄物となる工場排水」を減らし、産廃費用を削減するという相談と共に、PRTR法(化学物質排出把握管理促進法)に該当する物質が含有した廃液を減容したいというご相談をいただいた事から、後に試行錯誤する事となる波乱の案件がスタートするのです…。

事の顛末はさておき、まずは装置概要を説明して打合せを行います。
するとユーザー様より「すでに装置の設置予定場所がある」との事でしたので、早速現地確認して設置場所寸法の計測を実施。
一度、社に持ち帰り設計担当を含めて検討したところ、寸法的に蒸発濃縮装置Soraeでは設置予定場所に入らないことが判明。ユーザー様とも相談して、設置寸法の小さな減圧脱水装置Umieでの処理にて廃液減容化を進める事となりました。

ところが、弊社神戸工場に設置しているUmieデモ機にて何度実機テストをトライしても回収水中のBOD(生物化学的酸素要求量)が下がりません。
これでは、蒸留分離した回収水を下水にはもちろん、ユーザー様の工場内にある排水処理設備に流すこともできません。

八方塞がりの状態となり、「今回の案件に関してはお断りするしか無いのか…。」と
うなだれていたその時…ピーン!とある一つのアイデアが閃きます。

「Soraeの寸法で設置が無理ならば、Umieの筐体を改造してSoraeと同じ処理を行えば良いのでは!」

早速そのアイデアを設計担当に伝え、改造が可能かを確認します。
そして数日後…設計陣にも色々と試行錯誤していただいた結果、改造可能という素晴らしい回答をいただく事ができました。

製品の新開発案件という事もあり、そこからは製造部や設計部の各担当者、さらには経営者層の方々にも参加いただいて打合せを行い、開発の承認を貰います。
これで新装置の製作に向けてのコンヒラとしての準備は万端です。

そして、ここからが最も難しい仕事の始まりとなります。
そう、ユーザー様からの受注獲得です。

当然、コンヒラとして初の開発製品となりますので、納入実績なし、テスト結果なしなのはもちろん、装置図面やフロー図すらありません。
ユーザー様は何の情報も信用も無い状態で、装置を検討する事となります。

通常であれば注文を頂くことは難しい状況ですが、装置の改造内容やUmieの図面とSoraeの図面を見せながら、「蒸発槽はこのサイズで、この部分に触媒が付きますので…」と、処理方法に関する内容を一つ一つ丁寧に説明した後に、開発成功への自信と熱意を説明していきます。

この後、テストや装置製作の過程で色々と問題が発生したりと、紆余曲折しながらも何とかご注文をいただく事ができたのですが、そこまで話すと長くなりますので今回はこの辺で終わりにさせていただきます。
次回は、SUハイブリッドの機能や特徴についてアップさせていただきます。

コンヒラでは、カタログやホームページに載っていない製品でもお客様から頂いたご相談内容については全力で向き合います。
何もない0の状態からでも、お客様に満足いただける製品を新しく作り出すための努力は惜しみません。

諦めていた廃油や廃水に関するお悩み事があれば、ぜひ一度コンヒラにご相談下さい。
ご連絡お待ちしております。

以  上

関連製品情報

減圧脱水装置 Umie蒸発濃縮装置 Sorae

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