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【蒸発濃縮装置Soraeのご紹介】

蒸発濃縮装置 Sorae

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神戸陸上営業チームの佐藤です。
少し前の話になりますが、こちらの導入事例にて弊社神戸製造チームの渡辺が減圧脱水装置Umieについてご紹介させていただきましたので、今回は弊社のもう1台の廃液処理装置蒸発濃縮装置Soraeのご紹介をさせていただきます。

蒸発濃縮装置Sorae(ソラエ)の処理方法を簡単に説明すると、
① 蒸発槽に廃液を給液する。
② 廃液を加熱沸騰させる。
③ 気化した蒸気を触媒に通過させることで触媒燃焼法による酸化分解作用で脱臭・無害化して大気に放出する。
④ 蒸発槽内に入っている廃液の温度が下がらないよう、減った分を継足し給液しながら連続運転を繰り返す。
上記たった4項目の手順を常時繰り返しながら、処理に大金が必要な産業廃棄物を減容させております。

   Soraeフロー図
Soraeフロー図

ここで③で紹介いたしました触媒燃焼法について、少し掘り下げて説明させていただきます。
排気ガスの脱臭方式にはいくつかの方法があり、主に下記にあげられる方式が一般的です。
1:直接燃焼法、2:洗浄法、3:生物脱臭法、4:吸着法 等
この中でもよく利用されるのが1の直接燃焼と言われる方法で、読んで字のごとく700℃~800℃の高温に加熱して酸化分解反応を起こし、排気ガスを分解・脱臭する方法です。
これに対し、弊社のSoraeで採用している脱臭方式は[触媒燃焼方式]という方式です。
触媒燃焼法は、貴金属触媒による反応効果を利用する事で約200℃~300℃の加熱温度で直接燃焼と同様の効果を発揮することが出来ます。
これだけでも相当なエネルギーコストの低減となるのですが、さらにSoraeでは②でご説明した廃液を加熱沸騰させる熱源をLPG/LNG/灯油等の各種バーナー、スチーム、電気ヒーターと、ユーザー様で利用する熱源として最も安価なエネルギーをご選択いただく事が可能なんです!

このようにご使用いただくユーザー様に最も適した方法で廃液減容処理を行う事で、とあるユーザー様では年間の廃液産廃処理量が1/20に減った事例もあり、さらには年間の産廃コストが1,000万円以上下がったユーザー様もおられます。

また、コンヒラでは装置の製造から装置メンテナンスまですべて自社にて行っておりますので、装置の定期メンテナンスから、突発での緊急対応、部品の供給まで安心してお任せいただける事はもちろん、すべての対応を迅速丁寧に行うことをお約束いたします。

臭気の強い廃液の処理にお悩みの方、廃液排出量の低減、産廃コストの削減を検討中の方は是非コンヒラにご相談ください。

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