【こころを掴むテクニック】
2018/10/20|社員ブログ
神戸製造チームの菊地です。
私は趣味でカードマジックをやっております。人に見せることは滅多にありませんが、やるのと同じくらいに見るのも好きで、テレビで放送される際は必ず拝見しています。最近では、時間があればマジックバーなどにも足を運んだりしております。
カードマジックに興味を持って10年以上経ったため、テレビで見てもマジックバーでプロのマジシャンの演技を見ても大体やっていることは同じです。しかし、そのマジシャンの言い回しや演技構成の中で使用されているテクニックには個々の特徴が現れており、感心させられます。
ネットでもテレビに出演されているマジシャンより比べものにならないくらい上手な方も多数おられますが、実際は趣味と仕事とは全く別物で、いくらマジック自体が上手でもマジックを楽しみに見に来られる方に対しての盛り上げ方、仕事をされておられる方の方が心を掴むのが上手なように感じられます。
先日の試運転確認の際に、コンヒラの営業担当とお客様が笑いながら話しているのを見かけました。その談笑している光景を目にすると、お客様がなぜコンヒラを選んでくれたのかが良くわかります。たった数回で心を掴むテクニック。営業マンとしては自社製品を販売しようというアピールは当然のことですが、こういったことも受注につながる一因かと思いました。競合と似た価格・似た装置では最後に商品としての購入決定材料は窓口の人柄なのだと。
私の主な仕事は自社製品の製作ですが、現地のお客様のところまで出向き、試運転やメンテナンス等をすることがあります。普段、他社の方と接することがあまりなく、また、性格上、積極的に話しかけることも少ないため、コミュニケーションをとることは苦手ではありますが、話し方・対応の仕方ひとつでお客様のこころを掴み次回もコンヒラさんに頼みたいと言って頂けるような対応を心がけたいと思います。また、そうすることで、自分の武器を増やしていきたいと思います。