【良かれと思って】
2019/01/20|社員ブログ
本社製造チームの丹下です。
先日、自分のではないバッグを本人に声かけることなく勝手に移動している人を見かけました。本人は相手のことを思ってやってくれたことだとは思いますが、バッグの持ち主は次の予定を考え意図的にそこに置いていたのです。持ち主に声かけしていなかったため、結果、バッグを探すという混乱を招いてしまいました。
その場の空気を読める人は気が利く人、空気の読めない人はおせっかい、度が過ぎればトラブルにもつながりかねません。今回のことで言えば、バッグの持ち主に声掛けをして本人に確認した後に移動していれば、それは「気遣い」となり、良い行動だったはずです。それを、自分一人の判断で行動したことにより、結果余計な時間・手間をかけることになりました。
行動に移すとき、空気の読める人は先のことを考えて行動すると思いますが、空気の読めない人は、私利私欲や思い込み、自己満足が先行し、相手のことを考えずに行動してしまうので、結果、やらなければよかったと後悔しか残らないと思います。状況によっては、気づかない人もいるかもしれません。
人に褒められたい、認められたいとは誰もが思うことですが、すぐに行動に移すのではなく、まずは頭の中で何が最良なのかを考えてから行動に移すべきだと思いました。
私の主な仕事は自社製品及びそのパーツを製作することであり、製作した後は営業へ引き渡すことが多くあります。自分の思い込みのみで動かず、その後の作業をスムーズに対応していただけるようになるためにも、製作時のみならず、梱包する時にも取り出しやすいような方法を考え、また、運送業者が出荷しやすいように配置することを継続していきたいと思います。