【学びを生かす】
2019/03/20|社員ブログ
神戸営業チームの岡部です。
先日、大学時代の友人と久しぶりに再会する機会があり、大阪の街へと繰り出していきました。大阪の梅田周辺は人も多く賑やかで、神戸支社のあるポートアイランドとは全く雰囲気が違うなと感じました。私自身、人の多くない場所の方が好みなのでポートアイランドのほうが合っているなと思っています。私が通っていた大学も人数の少なく、1学年に500人程度の大学で、構内で出会う人はほぼ顔を見かけたことがあるというぐらいでした。そのような大学で学んだことの中で大きく心に残っていることが二つあります。
一つ目は、トーマスフリードマンというコラムニストが、あるインタビューで語っていた言葉です。「人間が必ず持っている才能は学び方を学ぶ才能である。」
私は船の業界とは全く関係のない学問を学んでいました。コンヒラへ入社した当初、船と言えば、某漫画の海賊船のようなものか、某有名映画の客船しか頭に浮かばないような状態でした。この業界についてどう学んでよいのかわからない中、助けになったのは先輩方やお客様がこれまでどうやって学んできたのか、という学び方を学ぶことでした。学び方は人それぞれです。本やネットの情報、現場での経験、そうして学んできた方法を学び、実際に私がそれを行うことで、この1年間船について学んだ結果、業界のことや船の種類、船の機械の働き、コンヒラの製品の役割など多くのことを学んできました。
二つ目は、情報の整理の重要性です。学んでいると多くの情報があふれてきます。しかし、それらを整理し生かすことで知識に、知識の中でも精錬されたものが生きるための問題を解決するための知恵となります。DIKWピラミッドという考えで、Data, Information, Knowledge, Wisdomの頭文字をとったものです。こうして情報を整理していくことで新たなビジネスチャンスを見出したりすることができるという考え方です。ネットショッピング会社の個人の検索履歴を蓄積し、その人の好みに合うような商品を提案するシステムはその一例です。
現状、私はまだ情報を整理する段階です。これから情報を整理して知識に、さらに知識から知恵へとしていき、コンヒラの営業マンとしてのスキルを上げていかなければなりません。幸いにも私の周りには学び方を教えてくれ、わからないことも教えていただける先輩方がいます。そのような先輩方に近づけるよう学び方を学び、単なる情報から知識、問題解決のための知恵とできるよう今後も学び続けていきたいと思います。