【人間たまには欲を出そう】
2019/08/30|採用担当者ブログ
採用担当者の塩見です。
残念ながら。〔ことわざ第三弾〕・・・とは続きません。ごめんなさい。それはまた後日のお楽しみとして、今回はちょっと違った方面のお話を。
当社コンヒラでは数年前から社内で「企画・改善制度」というものに取り組んでおり、会社の売上アップやコストダウンに貢献したり業務改善やマニュアル化を行った社員に対し、一定の基準に則り<お金>で評価され、それが賞与に加算支給される仕組みになっております。
以前は全社員にノルマ制を強いておりましたが、自主性を重んじたいと思いそれを廃止。それもあり、貪欲に「ボーナス(お金)がもっと欲しい」とか「自分がやっていることを代表者や上司にアピールしたい」「自分が成長していることを報告して褒められたい」と考える社員はどんどん出すようになりました。
それを見て「なんだ こいつ。がめついなぁ。」と思うだけか、「すごいなー。そういうやり方もあるんだ。僕もマネてみよう」「私も負けてられない。やってやろうじゃん。」と行動に移すか。多種多様です。
私は採用責任者をしておりますが、この「企画・改善制度」を取りまとめたりフォローしたりする立場にもあります。社員みんながもらえる<お金>に直結するためとてもシビアなポジションですが、業務の合間を縫って「ちょっと相談いいですか?いい改善思いついたので手伝ってほしいのですが。」と声をかけられると、「しかたないなー。協力してあげよう。」と言葉では偉そうに言いつつも顔はにやけてしまう自分がいます。
それは、「せっかく会社が決めた制度。それに乗っかってもっとお金を稼いでみよう。」という欲を正直に見せてくれる素直さと、その「会社が決めた制度」に積極的に取り組もうとする姿勢に嬉しい気持ちになるからです。
そんな私も自分が欲しいものを買うために、そのための資金をこの「企画・改善制度」で稼ごうと試行錯誤したり、ほかの部署の人に協力してもらったりしています。最近では思考の順番が変わり、「やばい。予算オーバーなものを買っちゃった。これは改善をいっぱいやらなきゃなぁ。」という焦りから改善に取り組むときが多々あります。
きっかけや動機はどうであれ。せっかくだから会社が決めたことに便乗してみるのもよいかと。いろいろ意見を言う人もいるかもしれませんが、結局は会社のために貢献していることとなり、みんな評価せざるを得なくなるのです。だからこそ、「僕だけこんなにお金をもらってもいいのかなぁ」ではなく、「これだけのことをやったんだから、お金をもらうぞ!」と自信をもって、この「企画・改善制度」に取り組んでいってほしいと思います。
さて12月は冬のボーナス支給月。私もこれからどんどん改善提案を出して、どこか遠いところにゆっくりまったりと観光できるような旅行にでも行こうかな。そう計画を立てつつ、改善に取り組むのも楽しんでいる自分が案外好きだったりします。
あ、また1つ。いい改善を思いついたかも!? この改善はいくらもらえるかなぁ・・・・