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【後悔はするもの。大事なのは その後どう考え行動するのか】

2019/11/15|採用担当者ブログ

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採用担当者の塩見です。

4年前 父を亡くしました。定年退職して母とのんびりと趣味の庭いじりをしながら旅行を楽しんでいた矢先、くも膜下出血で意識をなくしそのまま介護状態となり、それから6年後のことでした。この6年間、母と二人三脚で父の介護をしながら、仕事もしながら、あっという間でした。
父が倒れた当時、母は父の側を離れず家事も放棄してしまったため、私が仕事を続けながら家事もし、母のお世話もしていました。今思うと、体力的にも精神的にもよくもったな、と思います。
父の緊急手術後3か月たつと、父も少し安定したのか、私たちが病院に寝泊まりすることなく、日中病院へ通う日々となりました。それからは毎日必死で介護をしながらの生活。何よりも介護を優先し、また父の代わりに母の話し相手をしながら過ごした6年間はとても短く感じました。

あれから10年。父の死を実感はしているものの、ふと「あの時にもっとしてあげられることがあったのでは」とか、「あの時にどうしてこっちを選択してしまったんだろう」と思い出すことがあります。悔やんでも悔やんでも。泣いても泣いても。父は戻ってきませんし、あの日に戻ることはできません。

そうして父の三回忌が過ぎたある日。母がふと「お父さんは生きてはいないけど、今でも見守ってくれてるよね。それならしっかりしなきゃね。自分が今の人生楽しまなきゃお父さんは不安がるよね。」と。
私ははっとしました。昔のことを思い出してばかりで、その時を悔やんでも前には進めません。父は私たちがそれを乗り越える試練を与えてくれたのだと。

家族のことはもちろんですが、自分自身のこと、友人のこと、仕事のこと。誰しも後悔はするし、後悔しないように頑張っても、結局悔しい思いをすることがあるかと。その時にどう考えるか。どう行動するかが大事なんだと思います。
だいぶ時間はかかりましたが、当たり前と思う方もいらっしゃるかもしれませんが、そのことを気づかせてくれた父と母に感謝し、また、そんな二人の子供に生まれてきてよかったと思いました。そしてまた、そんな二人に胸を張れる決断をしていきたいと。
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管理職となり上司の立場として決定すべきこと、自ら手本となって指し示すべき時があるとは思いますが、自信をもって対応できるようにしていきたいと思います。また、そうすることで部下には安心して仕事に従事してもらいたいと思います。

以上

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