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【事務の枠を超えて②】~ネゴへの挑戦~

2021/01/18|社員ブログ

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 神戸製造チームのIです。

 月日が経つのは早いもので、コンヒラに在籍して10年目、前回のブログからは2年が経ちました。
 この2年の間に業務の幅が一段と広がりましたので、今回はまた私の業務についてご紹介したいと思います。

 前回のブログ【事務の枠を超えて】でも触れましたが、製造チームは装置の製作が中心業務となるので、部品の手配先選定や在庫からのピッキングなど、私のような事務員でも、一般的にイメージされる「事務員さん」とは少し異なった業務が多々あります。
 今回はその中の値引交渉、通称「ネゴ」についてお話しします。

 交渉して成功すれば万々歳、逆に交渉されれば辛いのがネゴですが、このネゴに慣れるまでは取引先に切り出すのは辛いものでした。上司から「やってみる?」と言われ、言いにくいな、嫌だな、と思いながらも、せっかくの機会だから……とまずは小さい金額の端数切りから始めたのは今では懐かしい思い出です。
 最初の頃は、交渉が成功しても、そのやり取りに必死に取り組んでいたので、何とかやり遂げたとホッとしただけでした。恐らく、上司に言われてやっただけだったからだと思います。

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 それが今ではどうでしょう、前回はこれくらいいけたな、とか、定価と仕切額からこれくらいなら応じて貰えるかな、とだいたいの予測を付けて、上司に言われる前に自発的に取引先に交渉するまでになりました。ネゴを始めた時より端数切りの桁を1つ2つ上げたネゴも平然と言えるようになったので、人間、大胆さを覚えたら強いものです。
 また大胆さに加えて、ネゴが会社として原価低減と粗利アップに繋がる重要な交渉だと考えられるようにもなってきました。大きな金額の仕入の時の単発的なネゴは勿論のこと、ここ2,3年は装置に大量に標準装備する継手やパッキン類についても何とか出来ないものかと、チーム内だけでなく設計チームとも相談しながら日々業務にあたっています。

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 このネゴに関する一連のことは、何事もまずはやってみよう!と挑戦すること、またやったことの意味を考えて理解出来た時に、初めて達成感を味わえるのだということを、改めて感じた出来事でした。
他にも、製造チームでしか経験出来ないちょっと変わった業務、面白い業務があるのですが、それはまた別の機会に。

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