神戸陸上営業チームの近藤です。

この度、弊社の新しい自社製品「蒸発脱水装置SUハイブリッド」の製品ページ及びカタログが完成いたしましたのでお知らせいたします。

蒸発脱水装置SUハイブリッドは、工場等で発生する廃液を減容化する装置で、廃液の減容化による産廃費用の削減目的が主な用途となります。

本装置の処理方法を簡単に説明致しますと、
①蒸発槽に廃液を給液する。
②廃液を加熱沸騰させる。
③気化した蒸気は触媒を通過し、酸化分解作用で脱臭・無害化され大気へ放出される。
④蒸発槽内部の撹拌機により濃縮された廃液を攪拌、排出する。
の4工程の手順で廃液を減容化させます。

利点といたしましては、撹拌機を使用することによって、比較的粘度のある残渣物でも排出が可能、回収水が発生しない、また触媒燃焼法による酸化分解で蒸気を脱臭・無害化できる、等が挙げられます。

この装置を開発する理由になったユーザー様も減圧脱水装置Umieをご提案させていただいた際に回収水の処理が問題となりました。下水にはもちろん、ユーザー様の工場内にある排水処理設備に流すこともできない状況でした。また、設置場所がすでに決まってらっしゃるとのことで、蒸発濃縮装置Soraeをご提案することもできず、八方塞がりになるところで、このSUハイブリッドを開発致しました。（詳細はこちら）

ご導入いただいた装置は、導入後3か月間は無償でコンヒラリモートでの遠隔監視を行い、トラブルの把握や状況に合わせた制御機能のバージョンアップを実施致します。（3か月後も有償にて対応可能です。）
また、現地作業が必要な場合にも最短で駆けつけるメンテナンス専門のチームが在籍しておりますので、アフターサービスもコンヒラにお任せください。

コンヒラでは現状に満足せず、さらなる改善・開発を続けてまいります。
産業廃棄物に関する環境的な問題にお悩みの方、廃液排出量の低減、産廃コストの削減を検討中の方は是非弊社にご相談ください。

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