L.O.フラッシングフィルターCR/CRTシリーズ
メリット
- 電子制御機関 潤滑油精度対策が可能
- ISO等級 16/13対応可能
- 移動が簡単で、運転も入口・出口の配管をつなぐだけ
用途
- 造船所殿にて本船運転前のフラッシング用設備
- 本船搭載にて清浄精度維持設備
- 機関様メーカー様にて、運転前のフラッシング設備
仕様
フラッシングとは化学薬品やオイルを配管やシステム内に循環させることで機関に有害なごみ・汚れを取り除く洗浄作業のことで、特に機器の油圧系統において組立て時にごみが混入したり、使用中にスラッジや錆・金属等が発生すると、機器の潤滑油を摩耗させることに繋がります。
フラッシングの目的はこうした不純物を配管から物理的・化学的に取り除き、機器の耐久年数を延ばしたり、安全稼働を実現することにあります。
※仕様は予告なく変更される場合があります。
電子制御機関の概要
電子制御機関は燃料噴射、排気弁開閉、シリンダ油注入のタイミングを電子制御する機関で、大気汚染対策のNOx(窒素酸化物)・SOx(硫黄酸化物)・PM(粒子状物質)の改善と低負荷時の最適制御運転が安易になり、燃料の節約が可能になりました。
電子制御機関を採用にあたり潤滑油(L.O.)の高度処理維持が必要になり、MANから国内機関メーカーへ電子制御機関に対する潤滑油清浄精度をISO等級 16/13と定めてその値をエンジン起動する前に確認することが必要になりました。UEの場合は、NAS等級8以下です。
計測実例
国内ドラム缶の新潤滑油 | 19/13 |
14600国内給油船からの新油 | 22/20 |
一次フラッシング後、酢酸フィルタ及び油清浄機通油後の清浄値 | 19/15 |
二次フラッシング後、フラッシングフィルタ通油後の清浄値 | 16/13 |
レシート実例
2019/05/10|導入事例
L.O.フラッシングフィルターの導入事例
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