【心と心のつながり】~何気ない会話の中で~
2024/06/15|採用担当者ブログ
採用担当者の塩見です。
今回は、少しプライベートも入った内容になります。
先日、病院帰りに久しぶり(おそらくは3年以上ぶり)にケーキ屋さんに寄りました。
大学を卒業し、地元に戻ってきてからずっと定期的に通っておりましたが、コロナもあり行く回数は減っておりました。病院での血液検査の結果が比較的良かったということもあり、せっかくだからと自分にケーキを買うことに。(これでまた数値が悪くなるかもですが💦)
数年ぶりにもかかわらず、奥様が覚えていてくださり
「あら、ひさしぶりー。元気? 今日は休みなん?? ・・・」
と声をかけてくださり、他のお客様のご対応を終え、2人になるのを待って近況を少し話すことができました。
会話の中で些細なことではありますが、
「お母さんは元気? 旦那さんとは仲良くやっとる? 相変わらず出張行きよん?」
といつもの調子で質問攻めに(笑)。
以前会った時とお変わりなく元気だなぁって思いつつ、思った以上に覚えていてくださったことにびっくり。接客業の手法のひとつとして顧客のことを覚えているのはさすがだな、と改めて感心もしました。
そんな私は嬉しくなって思わず、「じゃあ、ついでにこれも1つ」と焼き菓子を追加して注文。ちゃっかり術中にはまってしまいました。
そういえば、昔 父の介護をしていたときに、ふと甘いものが食べたくなり疲労と寝不足状態のままお店に立ち寄ったことが。
私の顔色を見て驚いたのか、奥様より
「どしたん!? 何かあったん? 顔色悪いよ!」
と声をかけられました。仕事と家事と介護の両立。ギリギリの状態であった私は、重い内容なのになぁ、、と気負いしつつ、ポツポツとその時の状況を話しました。すると奥様から、
「頑張りすぎはよくないよ。こうやって話を聞いてもらうだけでも気が楽になるから。いつでも気軽に寄ってね。」
と励ましのお言葉をいただきました。滅多にお会いすることもない方からの思いがけないお言葉。人目もはばからず泣いてしまったことを思い出しました。
あれから10年以上がたち、父の七回忌も過ぎました。今でも心配りをしてくださる奥様のお言葉に感謝しつつ、また たまにはケーキを買いに、そしてお話をしに行こうかな、と改めて思いました。