【ベトナム人のコミュニケーションスタイル】~相手のことを知りたい~
2024/09/30|海外調達:ベトナム
貿易チームのドンです。
ベトナムからの調達を開始して10年になりますが、製缶品、機械加工品、アルミ鋳物、ロストワックス鋳物などベトナムで新しく製作する部品がどんどん広がっています。そのため、工場訪問や現地検品などで、ベトナム出張も増えています。よく一緒に出張にいく上司も最近はベトナム語を勉強しているようです。
今回のブログではベトナム人のコミュニケーション習慣について、紹介したいと思います。
ベトナム人は、他人とのコミュニケーションは好きですが、恥ずかしがり屋のところもあると思います。例えば、初めて会う人に対しては、積極的にコミュニケーションはしない人が多いです。ところが、友達になって慣れたら、何でも遠慮せずに話します。(笑)
また、ベトナム人は、コミュニケーションを通じて相手のことを知ること、観察すること、評価することが好きという特徴があると思います。ですので、相手の年齢、家族、職業、教育レベルなどを詳しく知りたがります。それに、性別や自分と相手の年齢に基づいてコミュニケーション(会話)中の位置・呼び方が変わりますので、男性でも女性でも年齢を知りたがります。(日本だと、ちょっと気にされる方もいますね💦)
相手への気遣いや適切な配慮を示すために、相手の状況を明確に知りたがります。勿論、悪い目的に個人情報は使わないです。ベトナム人は、ただ相手のことを知って、適切な配慮をしたいと考えているのだと思います。
日本では初対面で相手のことを何でも聞くのは失礼になりますね。ベトナムでは、相手のことを詳しく知りたいという考えなので、ベトナム出張のときにたくさん質問されても、できれば嫌な気持ちにはならないでください。(笑)
上手な言葉・文法ではなくても、コミュニケーションを取ろうとするのは大事だと思います。ベトナム語を勉強している私の上司はまだまだ上手ではない(笑)ですが、勉強中の上司が頑張ってベトナム語で話すと、相手のベトナム人も喜んでいるのが伝わります。コミュニケーションはベトナム工場との円滑な仕事をするうえでも大切なものですね。それもわかっているので、上司はベトナム語を頑張って覚えようとしているのだとも思います。
このように、コンヒラでは現地の工場と直接コミュニケーションを取りながら、品質の安定や向上の努力をしています。ベトナム調達を検討したいお客様がいらっしゃいましたら、気軽にお問い合わせください。
今後もよろしくお願いいたします。