排水減容・排水産廃費ダウン・排水脱水・工場用環境装置・船舶用機器・減圧脱水装置・蒸発濃縮装置

減圧脱水・排水装置、工場用環境装置、船舶用機器メーカーのコンヒラ

減圧脱水・排水装置、工場用環境装置、船舶用機器メーカーのコンヒラ

menu

ホーム > 社員ブログ > 【車用ベッドキットの製作】

【車用ベッドキットの製作】

2025/01/20|社員ブログ

シェア

twitter

facebook

note

開発設計チームのAです。
我が家の趣味はスノーボードです。
毎年12月から3月初旬にかけて週末は兵庫を中心に鳥取、福井方面のスノーパ-クに行きます。

車には2人分のスノ-ボードセット、着替え、ポータブル電源等を詰め込みます。
当然 後部座席は荷物でいっぱいになり、くつろげる空間は運転席と助手席のみとなってしまいます。
しばらくはその状態でも仕方ないのかなと思っていたのですが、やはりくつろげる空間もほしい!という事でベッドキットの購入を考えました。
我が家の車は『エブリイワゴン』なので市販のキットがあるか調べてみた所…
価格は約10万円!!高すぎる💦という事で自分達で作れないか検討してみました。

作るにあたってポイントを以下の4点に絞りました。
①安価で出来る事(可能なら市販品の半額以下に収めたい)
②組み立て、片付けがし易い事
③3人乗り仕様にも出来る事(スノーブーツを履く時に便利)
④キットを組み立てた状態でも下の荷物が取れる事

色々な動画やブログを見ましたが、一番参考になったのはやはりプロが作った市販キットの構造でした。組み立て動画を見ながら構造を手書きでスケッチし、ホームセンターで購入出来る部品で製作しました。
全く同じ構造には出来ませんが試行錯誤しながら作った自作キットがこちら。

【ベース】 【組み立て後】
【3人用】 【収納】

価格は約3~4万円(材料費のみ)で予算の範囲内に収める事が出来ました。
組み立ては3人仕様にする時は1ヵ所六角レンチが必要になりますが、それ以外は手で脱着可能な構造です。
強度に関しては市販キットと同じ径、構造にすることで(ほぼ)実証済み。
※大人2人乗っても、たわむ事もなく大丈夫でした。

仕事では図面を描いた後 組み立てるのは製造チームにお任せしますが自分で組み立ててみると、図面では気付かない作業のし辛さなど気付く事もありました。
作業する人の立場に立って今後も組みやすい設計を心がけていこうと思います。

株式会社コンヒラ 採用情報