【お客様は提案力を期待している その2】
2018/07/01|社長ブログ
社長の山本太郎です
前回ブログ「お客様は提案力を期待している」で紹介できなかった、「➀すでにお客様がほしい製品・仕様を具体的に決めている場合」について書きたいと思います
お客様がすでに欲しいものを決めている場合、多くの場合「価格の安さ」が勝負になってしまうと書きました。しかし、まだメーカーとしてできることがあります。それも「提案力」です。お客様がすでに決めていたとしても、何を目的に、どのような課題を解決しようとして製品を選んだのかを伺うと、もっと良い製品、機能、サービスを提案できることがあります。この提案にお客様がご満足していただけるなら、提案した製品をご購入していただけます。
ただしこのメーカー提案が、一番効果があるのは「ユーザー様に対する提案」です。実際に使っていただけるユーザー様こそ、注文の最終決定権を持っています。これを忘れて販売店に丸投げし、まったくユーザー様の現場を見ないメーカーは、ユーザー様に寄り添った提案や開発はできないと思います。ただし、ユーザー様の現場によく行く代理店や販売店は、当社の代わりに現場ニーズを発掘する力があるので、共にウインウインの関係を深めていくことができます。そういった販売店はとても大事にするべきだと思います。
当社は今後とも販売店と一緒に、ユーザー様に寄り添った提案力を磨いていき、より喜んでご採用いただけるメーカーを目指してまいります。