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問題解決は2週間以内(2週間ルール)

2019/11/01|社長ブログ

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社長の山本太郎です。

 問題解決は2週間以内にするという「2週間ルール」があります。私個人が過去の仕事の経験からたどり着いた一つのルールです。ここでいう問題とは、基本的に重大な問題をイメージしていますが、小さな問題でも考え方は同じです。「クレーム対策は2週間以内」と言い換えれば皆さんもイメージしやすいと思います。

なぜ、2週間以内にこだわるのか、それは以下の理由からです。
1)関係者が覚えている。
2)関係者が飽きない。
3)ほかの仕事に埋もれない。
4)怒っている人もある程度納得していただける。
5)たとえ嫌な仕事でもエイヤっとでき、精神的、肉体的に頑張れる。

私の経験では、どんな問題も2週間を過ぎると突然、以下のような状態に悪化し始めます。
1)関係者が忘れ始める。
2)関係者が飽きる。
3)ほかの仕事に埋もれる。
4)怒ってた人の怒りが大爆発する、または諦められる。
5)嫌な仕事なので、精神的、肉体的に参ってしまう。

ここで「2週間以内で片づける」人と、「2週間を過ぎる人」の人生と仕事の結果に大きな差が生まれ始めます。それは「2週間以内に片付ける人」は、一緒に片付けた関係者も「あっという間に、片付いた!」という達成感を共有できるので、次に問題が起きても「よっしゃ」と一緒になって取り組めます。それが更に大きな問題であっても前向きに問題を直視できます。こうやってドンドン「2週間以内に片付ける人」とその協力者は一緒に成長し続けます。

ところがいつも「2週間を過ぎる人」は、問題が片付かず放置されるため、かならず同じ問題が発生します。協力者も「またか」「どうせ言ってもしょうがない」「巻き込まれたくない」となり、結果成長が止まったり、逆に悪化してしまいます。

ですから、私は必ず問題(特に大きな問題)に直面すれば、どうやって解決するか、原因は何だろうとは考えません。一番最初に決めるのはただ一つ「2週間でやりきる」と決めてしまうだけです。ぜひ皆さんにもお勧めします。
有名な会社で言えば、日本電産は「すぐやる、かならずやる、できるまでやる」と言い、トヨタでは「3即 (即時、即座、即応)」と言います。

補足のお話し 「2週間以上必要な場合は?」
ただし、どうしても2週間で解決しきれない大きな問題も、仕事では起こります。これを、ずっと集中を切らさずに解決にむけて追いかけ続けられる人は、やはり精神的、肉体的、更に進捗管理が普通の人より強く、チャレンジ精神を持った前向きな考え方をしている人です。このような人はリーダーに向いています。世の中の組織で管理職が5~8%しかいないのは、それだけ2週間以上タフな問題に直面できる人は少ないのです。そのため、リーダーは大きく、かつ中長期の時間を要する問題に直面した部下がいた場合、2週間でできるタスクに問題を分割してあげる必要があります。それをするために工程表やToDoリストなどを使います。部下も大きな問題であっても、2週間で片づけるタスクに集中できるため、気が付けば大きな問題であっても片づけられると気づき自信を持ち始めます。

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山本太郎

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