【限りある資源を有効に】
2019/12/20|社員ブログ
開発設計チームの松本です。
私たちの生活は原油に大きく依存しています。
私は会社へバイクで通勤させてもらってますが、当然ガソリンが必要で、そうした4割が自動車、船舶、飛行機等の動力源として、4割が工場や家庭等の熱源、残り2割が洗剤、プラスチック、身近なものでは化学繊維の衣服等、化学製品の原料として使われています。
様々な用途に使用されており、生活していく上で必要不可欠なものです。
小さい頃学校等で先生から「石油は限りある資源です。いつまでもあるわけではありません。大切にしましょう」と言われていたのを思い出します。水も私達の生活に欠かせないものですが、使用した下水を浄化し再利用しています。が、油は燃焼してしまえば煙・煤となり再利用出来ません。
調べたところ、化石燃料としての原油の可採年数は2015年で51年となっています。
近年、採掘技術の開発によりシェールガスやシェールオイルが掘削できるようになり、油の埋蔵量は増加傾向にあるとのことですが、限りある資源であり、未来の地球・子孫のためにも有効利用が大切です。
有効利用にはどのような方法があるでしょうか。
コンヒラでは、解決すべくさまざまな商品をラインナップしています。(詳しくは弊社ホームページ製品一覧をご覧ください)
自動逆洗ストレーナー・手動逆洗ストレーナー・ミクロストレーナー
5μmの精密フィルター、10μm~の逆洗フィルター等 スラッジの除去
オメガファイヤー(撹拌粉砕機)
燃料油、廃油の軟質スラッジを液化·粉砕し、上記フィルターに通すことにより油質改善
エコノミーブレンダー・プロセスブレンダー
燃料油と再生油を一定比率に混合搬送し、ボイラー燃焼やタンクへの貯蔵が可能
水切り装置
油中の水分を分離回収する水分除去装置、油質改善
これらを使用することで、動力源・熱源としての燃焼効率を上げたり、使用しなくなった廃油を浄化・再生利用することが可能になります。限りある資源を有効利用できます。
更に有効な機器を開発すべく、日々頑張っていきます。