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【売る努力が八割】

2020/10/01|社長ブログ

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社長の山本太郎です。

当社の創業者である会長がよく言っている言葉の1つに「売る努力が八割」という言葉があります。コンヒラが創業間もなく、初めて会長の夢だった「自社ブランド」を世に出した時の経験から、いつもこの言葉を言っています。意味は、「製品を開発する努力が20とすると、それを認知されていない市場に開拓販売するのは80の力が必要だった」という意味です。

実はこの言葉、トヨタ自動車創業者の豊田喜一郎氏も「つくるより、売る方が難しい」と同じことを言っています。トヨタ創業当時はアメリカのGMに日本市場が席捲されるかという恐怖心の中で、必死に売り方を工夫し、その時に生まれたのが「販売のトヨタ」という言葉であり、今では日本国内のシェア50%弱を占め、二位、三位の技術の日産、ホンダの10%以下を大きく引き離したトヨタ販売ディーラー網を築き上げました。世界販売台数もフォルクスワーゲンとトップを争うまでに成長しました。これは「販売の松下」といわれた現パナソニックも、技術の東芝/日立に対して全く同じことを言っていました。

これはモノづくりを軽視しているという意味ではなく、当然良い製品を開発し続ける技術力が必要です。しかし如何に素晴らしい製品を生み出しても、誰も買わない製品は全く意味がないのです。今の日本では、iPhoneが市場の57%を占めていますが、じつはシャープのスマートフォンの方が機能、技術力が大幅に優れていますし、販売当初の市場を席巻した任天堂のファミコンは、SEGAのゲーム機より技術スペックが劣っていました。このように技術が劣っていても、販売方法、プレゼン方法、アフターサービス強化やユーザーに寄り添う販売店網の構築など、販売力が強くて市場を席巻したメーカーの例を挙げればきりがありません。

ですから、当社も「良い製品だから売れる」とは考えておらず、極端にいえば「売れる製品が、良い製品」と考え、先ずお客様が何を必要としているのか(ニーズがあるのか)、そして他社ができない、またはやろうとしないかを調べてから、開発に着手し、さらにお客様に販売した後も当社の遠隔監視システムコンヒラリモートで遠隔サポートしたり、きめ細かい現場アフターを通して更にユーザーのニーズを製品開発にフィードバックするようにしています。

そして最近力を入れているのは「ユーザーに知っていただくためのホームページと動画構築」です。(Youtubeにもチャンネルを開設しました。)現在企業で中心となってバリバリ働いている人のほとんどは30~40代です。その方たちは困ったことや知りたいことをネットで検索するようになりました。その潜在的/顕在的お客様に知っていただくために、当社は「販売が八割」という考えからホームページによる製品紹介を極めて重視しています。正しくコンヒラ製品の魅力、良さを如何にお伝えすべきかを考え、マメに内容をバージョンアップしたり導入事例を挙げるようにしています。
今回も、お客様のニーズから開発した製品群を三つ、動画でもキチンとお伝えするために準備をしているところです。その時の製品説明のアフレコ(プロの吹き替え)の写真が以下のとおりですが、当社の関係する営業、設計、製造が全員アフレコに参加し、本当にこの表現でお客様にコンヒラの製品の良さをお伝えできるのか何度も話し合いながら修正し録音を進めていきました。

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今後もコンヒラは次々と市場のニーズに合わせて製品を世に送り出し続けますので、お困りごとがあり、かつどこもやってくれないという方は、是非コンヒラに一声ご相談ください。コンヒラはお客様の立場で一緒になって製品を開発し続けてまいります。

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山本太郎

社長の山本太郎です。仕事に対する考え、日々の取り組みをSNSでも発信しています。
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