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【誰だってはじめは未経験(製造組立からの学び)】

2020/12/15|社員ブログ

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本社製造管理チームリーダーの丹下です。

私はコンヒラの製造チームに20代半ばで中途入社しました。ものづくりが好きという理由で製造業の求人を探し、コンヒラ(入社当時の社名は晃産業)と出会いました。コンヒラへ転職する前に飲食業・倉庫作業員を経験しましたが、機械加工については学生時代含め勉強したことが無く、機械図面や電気図面もほとんど見た事が無い未経験の状態からのスタート。(転職前にパソコンスキル(MOS資格)と日商簿記2級を取得しましたが、簿記については実務を全くしていないので当時勉強した事は今では何も覚えてません・・・。仕訳って何?の状態です。)

入社当初は、自社製品を組み立てる際の機械図面を見ても、何を見たらよいのか、どう見たらよいのかもさっぱり分かりませんでした。組立時に使用するボルトや部品のサイズや種類も多種多様で、違いがわからず。
また、当時は細かい組立作業マニュアルが無かったので(今はあります!)、
①先輩が組み立てしているのを横で見る。
②先輩の手伝いをしながら組立手順を覚える。
③先輩が組み立てしているのを真似ながら、その横で同じ製品を一人で最初から最後まで組み立ててみる。
④お手本無しで最初から最後まで一人で組み立てして、先輩に横からチェックしてもらい間違いがあればフォローしてもらう。
⑤最初から最後まで一人で組立して、完成後に先輩にチェックしてもらう。
というようなステップを踏んで組立手順を少しずつ覚えていきました。

初めは当然うまくいかず、先輩を真似ながら組み立てしたはずなのに作業漏れやズレがあったりして失敗と苦労の連続という壁にぶつかりました。どこを何故間違えたのか・同じ作業なのに時間を多く要しているのかという問題にきちんと向き合い、自分で考え、先輩に注意点やポイント・効率よく作業するノウハウを教わりながら何度も何度も繰り返し作業することで、いつしかコツをつかんで壁を乗り越えてミス無く作業出来るようになっていました。
1つの製品の組み立てを覚えれば、次はこの製品、この製品と次々と仕事を任せてもらえるようになり、またその度にポイントや注意点を丁寧に指導していただいたおかげで、自ずと仕事の幅が広がり、合わせて機械図面の見方や使用する部品についても一通り理解出来るようになっていました。

工程・人員の都合で必要に迫られてというのも理由になりますが、上司・先輩の丁寧な指導のおかげで1年も経たないうちにパイプガードシステム(船舶の海水管系に貝などの海洋生物が付着するのを防止する装置)とストレーナー3機種(船舶用の燃料油・潤滑油をろ過する装置)の本体組み立てを覚えたというのが私の自慢です!

入社後1年間は知らない・出来ないに周囲も理解しているので、知識・技術・経験を学ぼうとすれば周囲はそれに応えてくれる時期です。知らない・出来ないという壁に向き合うか向き合わないかで1年後の成長には大きな差が出ます。多くのスキルを吸収できる時期を大切にしてください。

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自社製品の組立を一通り覚えていくと、次に待っていたのは、現所属の製造管理業務の習得です。コンヒラの製造管理業務とは、工程管理や購買・在庫管理、品質管理等がありますが、それはまた次回ブログで書かせていただきます。

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