【楽しい職場】~今治の製造チーム~
2021/01/08|社員ブログ
本社製造チームリーダーの陳です。
就職しようとされている方々は恐らく誰でも楽しい職場に入りたがると思います。インターネットにあちこち「楽しい職場」と書いてある企業は少なくありません。ところが、どこが楽しいか、内容を確認してもイメージしづらいことが多いのではないでしょうか。では、うちの職場の状況をこのブログで少し紹介させて頂き、就職の方々に楽しい職場であるかどうかのご判断材料になれば、幸いです。
学生当時は、仲間と会ってたわいない話をするのが楽しみではなかったのでしょうか?コンヒラの職場にも同僚同士は仕事中の休憩時間やお昼休み時間にゲームの話、週末の予定の話、釣りの話、狩猟の話等々の話題があります。一見、ほとんどの話題は仕事と関係がありませんが、職場の雰囲気をやわらかくしてくれます。同僚同士、お互いに性格、能力を知り、趣味等のコミュニケーションで信頼関係を構築できている為、楽しい職場になっているのだと思います。
今治本社製造の職場では何を作っていますか?その答えは製品一覧のページに載っていますように、舶用燃料油、潤滑油のフィルター、海洋生物付着防止装置等です。
私は製品製作の他に商品開発の試験もしています。一例を挙げますと油水分離装置(油の中に混入している水分を除去する装置)です。市場には新油の品質維持あるいは少量含水の廃油はより高額で取引できるという油中の水分を除去する装置の需要があります。通常分離フィルターで油中の水分を簡単に分離できますが、油と水が一旦エマルジョン化(マヨネーズを連想してね。)された場合、除水は普通の分離フィルターでは実現できないため、この問題を解決する為に開発に着手しました。その後、物理学を基に、約2年間の商品開発試験でやっと成功しました。この試験を通して、世の中に新しい商品が生まれ、ニーズがあるお客様の悩みも解消でき、達成感を味わうことができます。試験中、過去に学んだ知識を生かす機会もあった為、学校で学んだことは無駄ではなかったと得した気分にもありました。特に試験中に分からないことが続々と出てきますが、その際、先輩や専門職の同僚、同僚の社外人脈、機器の仕入れメーカー、検体分析機関、google等の検索を通じて、分かるまで回答を見つけて一つ一つ解決してきました。試験後振り返ると、この職場で働きながら、知らないうちにいろんな知識も吸収でき、こんなに楽しい職場はないのではかと思うようになりました。
また、コンヒラには改善制度があります。お陰様で、去年今治製造チームの改善件数と改善評価金額は社内で上位を取ることができました。製品品質の改善や機器の構造マイナーチェンジあるいは現場の整理整頓等々、ささいな改善であっても評価者に賞賛され、大したことだと思っていなかったのに、予想以上に評価されて、このような改善制度、言い換えれば社員がやってきたことを褒める企業文化もあるので、職場が生き生きしています。メンバー同士がお互いに助け合って、共同改善も行っています。このような職場は想像するだけで楽しいと思いませんか?
また、私の直属の上司は神戸支社に勤務しており離れていますが、仕事で何か意見があれば、携帯電話やメール、Teams等のテレビ電話でやりとりをし、自由且つ便利な連絡手段を使い、いつでも相談に乗ってくれるので、まるで上司の分身が身近にいるように、悩みの相談をしても最終的にはいつも満足のいくアドバイスを頂けるので、結果とても良い気分になれます。このような風通しが良い職場は楽しいではないのでしょうか。
今回は大まかな職場の環境を紹介させて頂いたが、他に残業ゼロ化の取り組みや標準品の生産納期は常に一か月以上の余裕を以て製作している、等々があります。楽しい職場と感じたら、他メンバーのブログもご参考にしながら、判断していただければと思います。
人生の大半時間は仕事しているので、職場環境の良さ、働くことが楽しい職場でないと辛いよね。ぜひとも楽しい職場を選んでいただきたいです。