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摩訶不思議な大病の経験

2012/09/01|会長ブログ

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思いもよらぬ大病経験、それは正月休みの観光旅行の後にやってきた。
少々長い話になるが、皆さんは体験しないほうがよいので、私の経験談にお付き合いください。

夜行便でマレーシアからもどってくると、そのまま自宅近くで目眩がし倒れてしまった。まもなく救急車が来て顔面を4針縫合し頭部のCTスキャナー検査を行ったが、『異常は無し』と診察された。設備のある病院で念のため精密検査をするよういわれたが、私は『疲れていたのだろう』とあまり気にせずその日は帰宅した。

翌朝、休みだったためユックリする予定だったが、『ふと』気が変わり日赤病院へ向った。病院につくと突如強烈な目眩と胸に痛みを感じ、そのまま気を失ってしまった。

『声が聞こえたら、手を握ってください』という言葉がどこからともなく聞こえてきた。私が力の入らない手で握り返すと『気が付いたようです!』という声とともに急に騒がしくなったのが分かった。

気が付いたとは言え、とにかく気分が悪く、声も出ず、体も動かない。ただ天井がうっすら見えるだけだった。口にはパイプが喉の奥深くまで差し込まれ息苦しいことこの上なし。「いつまでこの苦しさが続くのか・・・」私はゾッとした。

数日が過ぎ、ようやく会話ができるようになると自分が心筋梗塞で倒れたことがわかった。驚いたのはその後だ。私はどうやら奇跡的にこの世に復活したようだ。しかもその奇跡が7つもあったのだ。

まず、私の心臓は43分間止まっていた。この場合、心臓自体が栄養不足で壊死する可能性があり、また動き出さない可能性が高くなる。よって今しっかりと心臓が動いてくれていることが一つ目の奇跡だ。
もちろん43分間もドクターが放置するわけはなく、蘇生を試みたが全く動かなかった。やむなく足に太いパイプを突き刺し人工心臓で血をまわし始めた。一度心筋梗塞でとまった心臓は再び動き出すときなんと50%の確率で破裂する可能性があるそうだ。私の心臓は幸運にも今破裂せず、元気に動いてくれている。これが二つ目の奇跡だ。
43分間心臓が動かなかったということは、脳に十分な血が43分間回らなかったことを意味する。つまり頭と体に後遺症が残る危険があった。今は以前と変わらず(以前よりハードになっている気もするが)仕事に復帰し頭も体も後遺症は無かった。これが三つ目の奇跡だ。
奇跡はこれだけではない、休日に行く気のかなった病院に「ふと」いくと決めた。これが四つ目の奇跡。
病院に向うタクシーが信号に1つもつかまらず、病院に到着した。これが五つ目の奇跡。
心臓が止まったのが病院の受付だったため、倒れた直後に治療が開始されたこと。心臓発作で倒れた場合、1分以内に治療を開始できないと95%の確率で死亡するそうだ。これが六つ目の奇跡。
そして最後に、ちょうど当日病院に循環器系(つまり心臓)に強いドクターが出院していたこと、これが七つ目の奇跡だ。

なぜこのような奇跡が起きたかは分からない。しかしここまで奇跡的に生きていると、人生観は変わるものだ。実はドクターから臨死体験の質問をされた。現代西洋医学の先頭を走るドクターから、まさかあの世の質問を受るとは驚いたが、どうも臨死体験した患者さん達の話を聞いているうちにドクターも何かを感じて興味をもっているようだ。私の場合、私自身が四国八十八箇所を歩ききったからかもしれないが、八十八箇所を開いた空海さんを臨死体験でみたことを思いだした。こう気づいてから、病気平癒は空海弘法大師のお陰と思うことに勝手に決めました。

みなさんも自分は誰かのおかげで生きていると感謝してみるといかがでしょう。世の中の見え方がすこしかわると思います。
病気平癒は神戸赤十字病院の主治医をはじめ医療に携わっていただいたドクター、並びに看護師さんのお陰です。誠心誠意感謝申し上げます。さらに治療期間中に留守を守ってくれた関係各位にこの場を借りてお礼申し上げます。有難うございました。臨死体験中に見た空海弘法大師さまは生涯忘れえぬ、私の「サダメ」と思い生き方を考えてみたいと思っています。

摩訶不思議

次回は、病気平癒のお礼のため、高野山参りをしたので紹介したいと思う。

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この記事の筆者

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山本太郎

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