【ピグマリオン効果】~自分自身に期待する~
2022/01/21|社員ブログ
先日買い替えたシステムキッチンでひたすら焼き芋をつくる職人と化しています、神戸管理(入社3年目)の原田です。
2022年が始まり、もうはや3週間が経過しました。1月もあっという間に過ぎていってしまいそうです
ここ最近新年の抱負、目標といった言葉をよく耳にしますが、「抱負」や「目標」を決めるの苦手だなって方、いませんか?かく言う私も今まで改まって目標を決めずに過ごしてきたこともあり、言葉にして宣言するのはわりと苦手です。
社会人になるとどういう形であれ業務や仕事に関する目標を決める機会が出てきますよね。
他の社員のブログでも紹介してますが、コンヒラでは評価制度の一環として自身で業務上の目標を設定します。今回は私が目標設定する際に活用している「ピグマリオン効果」についてご紹介させていただきます。
まずは皆さま。このポスター、どこか見覚えありませんか?
コンビニや高速道路のサービスエリアなどの公共トイレでよく使用されているこの手のポスターですが、ここにも実は心理学的効果の一つである『ピグマリオン効果』が使用されています。
ピグマリオン効果は簡単に言うと、“人は相手に求められた期待に沿ってポジティブな行動を取るようになる” というものです。ただし、これは期待をかけた側の行動変化を促すものと言われています。
「この生徒は成績が伸びる生徒だ」と期待をかけられた生徒は、期待をかけた側である教師が「伸びる生徒」だと認識することで、より丁寧な指導を行うようになり、実際に成績が伸びたというものです。
詳細については割愛しますので興味がある方はコチラのサイトをご覧ください。
このピグマリオン効果は自分自身に対しても効果を発揮すると言われており、目標設定が苦手は私は、これを少し応用して様々な場面で活用しています。具体的な例を用いながら主なポイントを2つご紹介します。
ポイント①:自分が納得する目標を設定する。
NG目標「身長を10㎝伸ばす」
成長期を終えた年代には到底無理、ですよね。諦めモードに入るような無理難題はNGです。
OK目標「身長を1㎝伸ばす」
内容にもよりますが、具体的な行動目標がパッと思いつくものであればOKです。猫背を治す、関節を柔らかくするなど…意外といける気がしてきませんか?
自分が納得した目標を設定することで、過去の自分が期待した(できると思った)ことと認識し、達成に向けてポジティブに取り組めるようになります。軽い自己暗示みたいなものですが、少なくとも一度納得しているので諦めにくくなります。
ポイント②:具体的な目標(行動目標)を設定する。
NG目標「全体的に業務スピードを上げる」
ありがちな目標ですが、おおざっぱすぎてイメージしづらいのでこれだけではNGです。
OK目標「業務スピードを上げるために、マニュアルなしで○○の業務をできるようにする・ミスしやすい箇所をピックアップして再発防止策を練る」
目標を達成するために実際にどう行動するのか、まで落とし込んで設定することにより、達成に向けて迷わず、そしてブレることなく動けるようになります。
ピグマリオン効果を用いる一番のメリットは、「自分自身に期待をかけれること」だと思っています。他人からの期待やレッテルはコントロールすることはできませんが、自分についてであれば意外と言ったもん勝ちなので!
いつかなりたい自分をイメージして少しくらい背伸びをするくらいがちょうど良いかもしれません。
そんな私は今年、「時間を有効に使うため」にも「休日の起床時間を1時間早める」ことを私生活の目標にしています。早起きは苦手ですが自分を信じて、1年間過ごしたいと思います。
まずは目覚ましの設定からだー!!(笑)