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【アフター業務紹介(パイプガード)】

2023/04/10|社員ブログ

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 最近ジム通いをさぼりつつサウナ通いにドはまりしてリバウンド気味なのに「ととのう~」と油断をしている本社営業第二チームの永井です。
今回は私の業務内容について簡単ではありますがご紹介させて頂きたいと思います。

 私は本社営業チームの所属ではありますが、船舶の現場アフターメンテナンスを主な業務としてコンヒラで日々仕事をさせて頂いております。
メンテ内容としましては、新造船に搭載された弊社舶用機器の試運転・調整・取説業務や現在運航中の各船舶に搭載されたそれらの機器の修理・点検などのメンテナンス業務、又はその他各種ポンプ関係のメンテナンス等々を手掛けております。
今回は、弊社のヒット商品でもありますパイプガードのメンテナンスについてご紹介させて頂きます。

 まずは、「パイプガードとはなんぞや」と思われる皆様に簡単ではございますが商品の説明をさせて頂きます。簡単に言えばパイプガードとは、銅電極とアルミ(鉄)電極を電解することで海洋生物の付着を防止する装置になります。海を航行する船は海水をエンジンの冷却水や雑用水としてポンプで吸い上げ活用しています。そのため、ポンプ配管に海洋生物が付着すると海水を吸い上げることができなくなり最悪の場合運航不能となる事態になりかねません。まさに船舶にとって海洋生物がパイプに付着することは死活問題となるわけです。そこで海洋生物の付着防止対策として弊社のこの商品が採用されております。

 本題になりますが、点検内容についてご紹介させて頂きます。
まず始めに(左写真)船の底にある海水の吸込み口に海洋生物が付着していないか目視で確認を行います。この点検確認によりシステムが正常に作動しているかどうかの判断が出来ます。(中写真)が吸込み配管になりますが、海洋生物は一切付着していないのでシステムが正常に作動していることが推測できます。因みに□で囲んでいるのが電極棒になります。


次に船内の機関室へ移動しテスター等を用いて制御盤の点検作業を行ないます。(右写真)電解させるための電気が正常に流れているか等々実際にシステムを起動させながら点検を行います。本船では特に異常等は無くシステムの調整のみで点検を終了することができましたが、異常等が発生している場合には、原因を追究し修理を実行するのもメンテナンス業務の一部となります。末永く商品を使用して頂くためには、現場メンテナンス業務は大切な業務となっております。
以上簡単ではありますが、点検業務内容の一部をご紹介させて頂きました。

 現場アフターメンテナンス業務は、コンヒラブランドを背負って現場に赴き正確な点検作業を行なうことでお客様との信頼を得ることができるとてもやりがいのある仕事です。
ご興味のある方は、コンヒラで一緒にアフターメンテナンスを行ってみませんか。
※未経験者の方でも大歓迎、経験豊富な先輩方が手取り足取りフォローしてくれます。

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