【自分を敢えてその環境下に】~厳しい環境での成長~
2023/04/15|採用担当者ブログ
採用担当者の塩見です。
4月に入り、私の部署にも新たな仲間が増えました。
入社前は什器類の準備はもちろん、OJTのスケジュール調整・マニュアル更新と目まぐるしく日々が過ぎていき、気づいたらもうこの時期。年をとるたび、毎日が早く過ぎていきますが、この2ヶ月はいつも以上にあっという間に感じました。
さて、先日散歩をしていると、白木蓮(ハクモクレン)が満開に。華やかだなぁって思いながら、ふと、この花が好きだった恩師を思い出しましたので今回はちょっと昔話を。
ハクモクレンが好きな恩師。それは小学校~中学校の間に通っていた英会話教室の先生です。もともと友人からの勧めもあり、仲いい友人が何人か通っていたこともあり、「将来は海外旅行で使えたらいいな」くらいの軽い気持ちで通い始めました。
いざ習い始めると、まず驚いたのは。授業が始まったら日本語を使用するのを禁止されたことでした。それは休憩時間しかり。
小学生だった私は、英会話どころか英単語もほとんど知らない状態でしたので初日は静かに休憩時間を過ごしましたが、その日の授業が終わった後、先生が声をかけてくださいました。
「まずは単語でもいい。自分がわかる言葉だけでもいいので、話そうとする気持ちが大事なの。話すのも難しいなら、人が話しているのを聞くだけでも、自分のためになるよ。」
と。
できないからやらない。わからないから動かない。ではなく、では、自分ができることは何なのか、を考えるきっかけとなりました。
また、
『自らをその厳しい環境に身を置くことで人は成長できる』 |
ということを、実体験をもって理解することもできました。
それからは、毎日時間を作って耳を慣らすためにヒヤリングから始め、英会話教室の休憩時間も、身近なものから英語で話しかけることを意識することができるようになりました。友人の応援もあり、数か月もしないうちに先生にも英語で話しかけることができるまでに。
新社会人の方々は、これまでと全く違う環境で、緊張ばかりの日々だとは思います。それでも、今だからこそ会得できること、吸収できることはいっぱいあります。
自分が置かれた「厳しい環境」を辛いと感じることもあるかと思いますが、将来の成長した自分を想像しながら、その置かれた「環境」を少しでもいいので楽しんでいただきたいと思います。
フランス/パリの大聖堂前にて |
フランス語は話せないので英語で★ |