【ベトナム各地への出張】~各地の料理~
2023/08/15|海外調達:ベトナム
貿易チームのドンです。私はベトナム北部のハノイ出身です。
ベトナムは、日本と同じように南北に細長い国で、地域によって気候が異なり、料理も変わります。
ベトナムは稲作文化に属する国なので、ベトナムの体表的な料理の多くはお米に関係があると思います。日本に親近感を覚えるのは、「お米」という共通の文化があるからでしょうか。北部での代表的な料理は米粉麺である「フォー」か「ブン」で、フォーは平らな形で、ブンは細くて丸い柔らかい麺です。具材や地名に合わせて料理の名前が変わります。
例えば、
ハノイ + フォー + 牛肉 = ハノイ牛フォー(フォー ボー ハノイ)
ハノイ + フォー + 鶏肉 = ハノイ鶏フォー(フォー ガー ハノイ)
フエ(中部の都市名) + ブン + 牛肉 = フエ牛ブン(ブン ボー フエ)
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日本で知り合いが作ってくれた、カニの「ブン」です。 ベトナム風に名前を付けるなら、日本 + ブン + カニ = 日本カニブンですね(笑) |
北部の料理の味はさっぱりとした薄味が多いです。お店のテーブルには、魚醤の「ヌクマム(ニョクマム)」や唐辛子、ライム、胡椒、酢漬けニンニクなどいつも置いているので、自分好みの味に調整できます。ちなみに私はライムとニンニクを追加するのが好きです。
仕事でお客さんと同行して、最近ではベトナム南部(ホーチミン市、ビンズオン省)の工場訪問も増えてきました。南部のスープは、北部のスープに比べたら、比較的甘い味わいです。理由は、南部の人は砂糖を料理に入れているからだと思います。
中部の料理の味付けは、辛いと聞いていますが、食べるチャンスはまだ少ないです。ちょうど今年8月に夏季休暇をいただいて、取引している仕入先と一緒に中部(ダナン市)に旅行に行く計画があるので、中部の料理を食べられることを楽しみにしています。
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私はベトナム出身で、日本に15年くらい住んでいますが、地元ハノイの料理を食べたくなりますし、幼い頃に親が作ってくれた料理や地元の料理を作りたくなります。そのような気持ちは皆さんもあるのではないでしょうか。
私は出身地のベトナム北部の料理に馴染んでいるので、北部の料理のほうが好きですが、仕事でベトナムのいろんな地域に行って、現地の料理を食べるのも楽しいです。いろんな料理が食べられるので、人生は面白いなぁと思っています。食べるために生まれたかと思ってしまいます(笑)
ベトナム調達の仕事をして、ベトナム各地のいろんなベトナム人と交流できて、嬉しいです。これからもベトナム調達をもっと増やしていきます。
以上