【FC今治高校】
2023/09/22|社員ブログ
FC今治応援ブログ継続中、本社営業第一チームの越智です。
皆さん、ニュース等で一度は聞いたかもしれませんが、FC今治の会長・岡田武史氏が高校を作ります。
といっても、一から新しく作るのではなく、既存である「今治明徳高等学校 本校・矢田分校」が2024年4月から「FC今治高等学校 明徳校・里山校」へ校名変更となり、岡田氏が学園長に就任しました。
校名に「FC今治」とありますが、決してサッカー選手を育成する学校ではありません。
岡田学園長曰く、「世界の歴史を動かすキャプテンシップを持った人材輩出を目指す」だそうです。よって授業内容は午前中「座学」、午後は少人数での探究授業や今治里山スタジアムなど現場での体験学習をするようです。
里山スタジアムにはカフェ・ドッグラン・畑 等があるので色んな体験ができそうです。
講師も各分野で偉業を為した人、例えば元プロ野球選手の古田敦也氏、IT企業・サイボウズの青野社長などが名を連ねており、今後も増えていく予定との事です。
なぜFC今治高校ができるのか色々調べてみると、全国的な問題かと思いますが少子化の影響で何年も定員割れをして“改革が必要”と考える学校側が、今治里山スタジアムを中心とした共助のコミュニティ作りから”リーダーとなる人材育成”をしたいと考えておられる岡田会長へ「一緒に教育をやらないか。」と話を持ち掛けたそうです。
調べていくうちに私も初めて知ったのですが、県内外から生徒を募集するため個室完備の寮が建設されます。1・2年生までが入寮し、3年生になると寮を出ないといけません。空き家をリノベーションしてシェアハウスをしたり、地元住民の家を間借りしたり、1・2年生の内に、仲間もそうですが地域と繋がり関係性を作り上げる必要があるという事です。
自分がその年齢の時にこういった取り組みに自ら入っていけるか考えた時、きっと難しいだろうし私にはできなかっただろうと思います。それが分かっていて志願する学生達には将来も期待でき尊敬もします。是非とも頑張ってもらいたいし、楽しく実のある学校生活を送って欲しいものです。
ちなみに校名を「FC今治」にしたのは、県外からも募集するため“インパクト”が必要なのと、腹をくくって取り組むぞ!という岡田学園長の“決意”からだそうです。
今治という地方都市に、新しい取り組みで人が集まる環境ができ、どんな場所になっていくのか。これから先も楽しみですし、大人の私たちが見本となるような行いをしていかなければいけないと改めて思いました。
今回もFC今治愛が強いブログとなってしまいました。
さて、今週でナイター試合も終わりです。ゴール裏でペンライト振りながら、地元の活性化に取り組んでまいります!!!