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【中国帰省の感想】~デジタル化社会づくりでの街中の変化~

2024/01/09|社員ブログ

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あけましておめでとうございます。今治 本社製造のチームリーダー陳です。

お正月休みを使って帰省するのは入社してから20年間の恒例ですが、新型コロナの影響で日中の国際便は少なくなり、また、高額のチケット代や出入国の際、長期間の隔離規制等の要因で、恒例の帰省は近年まるで夢のようなことでした。幸いコロナの5類への移行や様々な規制緩和のお陰で、2023年の年末、やっと4年ぶりの帰省ができました。

故郷の変化は毎年少しずつ実感していましたが、これまでは驚くほどの事はあまり感じていませんでした。
ただ、今回は4年越しの帰省ということもあり、えっ!と感じた事を述べさせていただきます。

一つは空港のバスで現金が使えないことです。
日本ではバスに乗る時、整理券を取り、降車する際運賃を支払いますが(地域により違い方法もあるかもですね)、中国ではバスに乗る前に運賃を支払わなければなりませんでした。空港から駅までのバスに乗る時、以前は乗務員に現金を払えば済むことでした。
しかし、今回は現金お断り!ということで、自分のスマホにある国内外でも広範囲で通用する「Alipay」というアプリも使えず、ここでの支払いは「WeChat Pay」限定と言われました。幸いバス乗り場の100メートルの先にチケット販売の窓口があったので、現金でQRコードの紙を購入し、乗務員にスキャンしてからバスに乗ることができました。

急速デジタル化の社会づくりのなかでキャッシュレス決済の不便さを感じさせられました。

もう一つは集団住宅に増設した資源ゴミの回収ステーションです。
私が中国で住んでいた集団住宅には、今まで庶民生活において便利な大型フィットネスジムや宅配荷物の預かりロッカー、噴水などいくつか建設されていますが、今回の帰省時には資源ゴミ回収のステーションも新設されていました。回収ステーションはタッチパネル操作で24時間いつでも利用できます。利用する前に専用アプリをスマホに導入すれば、家でもステーション種類別の各キャビネットの空き、満杯の状況を調べられます。また、団地内の他のステーションの空き状況や家との距離など色んな情報も示してくれます。資源ゴミを投入する前にQRコードをスマホでスキャンすればあるいはスマホの電話番号を入力すれば、回収した資源ゴミを自動計量し、買取価格の電子マネーを即時にスマホにチャージしてくれます。

地元のデジタル化が進んだことにより、生活面においての便利さを改めて実感しました。

久しぶりの帰省で故郷の変化に驚きと感慨が入り混じった時間を過ごしました。家族の笑顔が言葉以上に伝える幸せも感じまして、これらの思い出を胸に抱きつつ、新しい一年も仕事に頑張っていきます。

故郷の町 集団住宅

 

集団住宅内の資源ゴミ回収のステーション 資源ゴミ回収の専用アプリ

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