神戸営業チームの岡部です。

前回に引き続きシンガポールのお話です。今回は出張を延長し週末を利用して観光した体験談を紹介します。

 “シンガポール”と聞いて想像するのはどのような観光場所でしょうか。
マーライオン、マリーナベイサンズ、オーチャード通りのショッピングモール、セントーサ島・・・。だいたいこのような場所を思い浮かべた人が多いと思います。私自身もこのような街中やリゾートに行くのがシンガポール観光だと考えていました。しかし、実際に経験したのは全く違う顔のシンガポールでした。

 ことの始まりは展示会の休憩中です。今回ブースを共有したCLLS社の方に土日に滞在して観光するつもりだと伝えたところ、土曜日にハイキングに行こうとお誘いを受けました。これまでプライベートでもハイキングをしたことがなく、参加するか迷いましたが、日本のように本格的な準備はいらないし急な山ではないという説明もあり、せっかくの機会だから、と参加することにしました。

 そして迎えた土曜日、宿泊していたオーチャード地区のホテルから電車で30分、”Beauty World”という駅に到着しました。CLLS社の方と兄弟夫婦と私4人で向かったのは”Rifle Range Nature Park“という環境保護区の一部にある自然公園です。緩やかな坂を上り下りし、時には小川を越えたりすること2時間、貯水池に着きました。そこはシンガポールの水源の一つで周りを見渡す限り綺麗な水と緑、その貯水池のほとりに立つ大きな木の下にビニールシートを敷き、夫婦の方が持参してくださった軽食と冷えたジュースで休憩です。穏やかな天気の中、都会の喧騒から離れた場所で美味しい空気を味わいながらゆったりとした時間を過ごす。前回のブログでの展示会の反省点や不安のようなマイナスな気持ちがすっとなくなりました。一緒に行った方も、”The life should be like this, supposed to be.” 「都会やネットから離れて自然の中で穏やかに過ごすこの時間こそ人生だ」と言い、何にも代えがたい経験をすることができました。

 シンガポールといえばマリーナベイサンズやラッフルズホテルに代表される高級なホテルや高層ビルといったイメージがあると思いますが、このようにハイキングやナイトサファリなどの大自然を、都市部から1時間移動すれば経験できるといったところも魅力だと感じました。そして何と言ってもハイキングはお金がかからない！(笑)(水分補給は大事です)
自然公園への入場料もありませんし、円安の今の時代でも関係ありません。ぜひ、シンガポールでの過ごし方の参考の一つとしてみてください！

 ハイキングは歩くうちに思考が研ぎ澄まされたように無心ですっきりとできます。時には気分転換も必要だなと感じました。

まだまだシンガポールブログは続きます。お楽しみに。