【可能性に挑戦しよう、できるまで挑戦しよう】~コンヒラの行動規範 その2~
2024/08/01|社長ブログ
社長の山本太郎です。
前回は当社コンピテンシーのうちの1つ目「目的設定能力」について紹介しました。今回は当社コンピテンシーの2つ目「挑戦と執着心」を紹介させていただきます。
コンピテンシーの2番目は「挑戦と執着心」
「失敗より可能性を信じて挑戦でき、しかも最後まで諦めずに全力で挑み続けよう。」という行動を指します。
まず、当社の経営理念には「成長を追求します」という言葉が含まれています。成長するためには、自分の現状より「より高い」ところに目標を設定し挑戦する必要があります。
しかし、今まで到達したことのない高い目標に挑戦する場合「やったことがない」「障害が出てくるかも」「失敗するリスクもあるのでは?」「目標を達成したとしても意味はあるのか?」と不安が次々湧き出てきます。もしかすると不安は現実になるかもしれません。
では「不安だから何も挑戦しない」場合、どうなるでしょう?そうです。何も変わらないのです。逆に周りが成長して、自分だけ相対的に衰退していくことの方が多いはずです。
もし「挑戦してみて、失敗した」場合は、どうなるでしょう?何も調整しない場合同様、失敗する前と何も変わらないのでしょうか。いいえ、そうではありません。何をすると失敗するかを実践で学ぶことができています。つまり失敗という経験を通して、じつは「成長」しているのです。多くの場合、特に若いころはこのパターンが多いです。だからこそ、若いうちに多くの挑戦と失敗を経験した人ほど、年を重ねると失敗を予測して乗り越えながら挑戦できるため、若い時に比べて同じことを挑戦するなら成功の確率が高くなるのだと思います。
次に「挑戦してみて、うまくいった」場合は、どうなるでしょう?これはみなさんおわかりですね。でも、「挑戦してみて、うまくいくことばかり」ならそれは難易度が低いと思います。挑戦とは、ある程度の失敗もする難しさであるべきです。もし失敗がほとんどないなら、それは「自分にとっての挑戦的な難易度になってないんじゃないか?」と考えて、更に挑戦のレベルを上げるべきだと思います。
そして「挑戦した」あとに、何度も「もうダメだ」「なんでこんなこと挑戦するんだ」という思いになるはずです。この時に諦めて終わるか、あきらめずやりきるか、大きな分かれ道になります。だからこそコンピテンシーの言葉は「最後まで諦めずに全力で挑み続けよう」と続きます。様々な偉人の名言の中に「本人が失敗と決めない限り、失敗ではない」という言葉があります。何度失敗しても、「じゃあこうしよう」とあきらめず、成功するまでやり続けると「挑戦中」か「成功」しかないとも言えます。
このように書くと厳しく感じるコンピテンシーかもしれませんが、程度の差こそあれ個々人がそれぞれのレベルで「ちょっと失敗もする程度の挑戦をし続ける」会社であることで成長し、経営理念にある「物心両面の成長と幸福の実現」につながると確信しています。
最後に、長くなりますが有名な方のお言葉をご紹介させていただきます。(敬称略)
・渋沢栄一(日本の実業家)
「一度や二度の失敗であきらめてはならない。成功は失敗の後にこそある。」
・馬雲(ジャック・マー、アリババ創業者)
「失敗は成功への過程であり、あきらめなければ必ず成功する。」
・モリス・チャン(張忠謀、TSMCの創業者)
「失敗は成功の母であり、あきらめない限り道は必ず開ける。」
ホー・チ・ミン(ベトナム独立の父)
「成功は一夜にして成し遂げられるものではない。多くの失敗と困難を乗り越えた先にある。」