【当社の人事評価制度について】~「数値目標」と「行動目標」とは~
2024/10/20|社員ブログ
入社五年目 本社製造管理チームの林です。先月までは連日の暑さに秋は来るのか…という不安もありましたが、杞憂に終わりそうなくらい涼しくなりましたね。ただ、日課の筋トレでは汗があまりかけなくなり、モチベーションが下がりつつあります。
今回のブログでは、当社の人事評価制度(2024年10月現在)について紹介します。
当社の人事評価は評価期間が半年間で上期(11月~4月)と下期(5月~10月)に分かれています。各期の開始前に自分で目標を選択(一部、会社指定もあり)し、上司と面談しながら目標を設定します。評価の主な柱として「数値目標」と「行動目標」の二軸から成っており、この二つの合算で評価されます。所属や職位により数値もしくは行動目標のウエイトも異なります。
では「数値目標」、「行動目標」とは何?その質問に、今をときめく大谷翔平選手(ドジャース所属)を例に紹介します。
【数値目標】
読んで字の如く、目標を数値で設定し、達成率にて評価されます。評点は六段階で6点が満点です。シーズンでホームランを40本打ったら6点、30本なら5点、20本なら…といった具合です。個人だけでなくチームで取り組むこともあるので、ドジャースがシーズン90勝したら6点といった目標になる場合もあります。ちなみに大谷選手は今シーズン54本のホームランを放ち、ホームラン王を獲得…規格外ですね。
【行動目標】
こちらは数値ではなく、目的達成のための行動(取り組み姿勢など)を目標として設定します。例としてドジャースのチームメイトと積極的に食事に行き、親睦を深めることで自身がプレイしやすい環境を築くという行動目標を挙げます。良い成績を残すことは決して独りの力ではできず、周囲の協力は不可欠です。チームに溶け込むことでチームメイトから技術や情報提供、称賛を受け、良好な環境で高いモチベーションを保つことが結果として良い成績に繋がっていきます。
人事評価と聞くと数字だけと思われがちですが、このように人間関係や職場環境を良くすることで個人やチームの成績が向上してくる点は野球も会社も似ていますね。
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冒頭で当社の評価期間は半年毎と紹介しましたが、評価期間中に上司との中間面談があります。中間面談では目標達成に向けての進捗状況報告を行い、達成に向けての対策等について話し合うことができます。ちなみに中間面談以外でも気になる点は都度相談してOKです。一人で悩まず、上司や仲間を頼りながらどんどん相談・成長できる職場環境です。
私はというと、入社五年目となりましたがまだまだ勉強の日々です。製造管理という部署柄、覚えることがたくさんあります。野球に例えると当たりそこないの打球ばかりですが、全力疾走をして内野安打に繋げるといった具合で泥臭くやっています。
大谷選手のように投打ともワールドクラスの二刀流…とまではいきませんが、まずは一本の刀の切れ味を高められるように日々精進していきます。
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