【まずは考え、実行させる】~失敗を恐れず自発的行動を~
2021/07/25|採用担当者ブログ
採用担当者の塩見です。
夏も真っ只中。1年延期されたオリンピックも制限はあるものの、無事開催されております。
社会人になってからは、「夏休み」というものをいまいち実感できない日々ですが、皆様お元気にお過ごしでしょうか?
さて、当社といたしましても新卒採用はまだまだ活発的に動いており、zoomをメインとした面接をすすめているところです。社内におきましては、四半期ごとに各社員が会社貢献とスキルアップのために目標を掲げ、達成に向けて取り組んでおり、その中で直属の上司との面談が定期的に行われております。上司が部下に期待することや取り組んでほしい課題について共有されており、自分がやりたいことに取り組むきっかけの1つとなっております。
その面談の中では、「〇〇には利益拡大のために新規開拓を重視してほしい」や「□□は・・・・・」といった、行動改善に関するものが多く出てきます。これまでやってきたことを継続することも容易ではありませんが、新たに何かを始めることは大変なこと。しかも、自分が苦手としていたり後回しにしがちであることであれば尚更。
私も部下を持つ立場でもありますが、お互いに今後のステップアップのために、課題を共有し目標と掲げて取り組んでもらってます。その目標達成に向けて取り組む上で、どのように手順を踏めばよいか、どのように周りの人に協力してもらえばよいか、等 フォローやアドバイスをすることもしばしば。その際に私が一番気を付けているのは、「相手の考えを重んじる」ことです。これは自主性を高めることにもつながるため、部下には「今回は△△を目標にしているけども、まずは何からやればよいか。それは自分一人でやるのか、部署みんなで協力してすすめるのか。まずは考えてみてね」と、敢えてこちらから細かく指示をしないようにしております。
いざやってみたら思った以上に大変で、「ちゃんと進められているかな。」「間違った方向に進んでいないかな。」と不安な日々を送ることも。それでも、「これまで育ててきた自分の部下なんだし、信じなきゃ。」と自分に言い聞かせ、報告してくれるまで我慢して待っています。
結果的に、私が気付かない目線でやってくれたり工夫をしてくれたり、と順調にスキルアップしており、上司としても惚れ惚れするくらい。今後がとても楽しみなワクワクな気持ちにしてくれてます。
若手社員を育成する上で、自分のやり方や自分の思いを部下に伝えてその通りにさせることは比較的簡単なことです。ただ、社員自身を育てるために、自発性を伸ばすためにも、敢えて放置し、自分自身で考え行動させる。そういう思い切りも必要なんだと思います。
さて8月よりまた、1つのテーマに向かって部下主導でやってもらうことが決まりました。誰が主となって動いてくれるのかな?と横目で気にしつつ、成長を見守りたいと思います。