採用担当者の塩見です。

新型コロナウイルスにより1年延期となったオリンピックも無事終わり。もうすぐパラリンピックが始まろうとしております。日本開催ということもあり、さほど寝不足にもならずに（5年前のリオのときは、夜中の中継が多く睡魔との葛藤の日々でしたので(-_-;)）TV観戦を楽しむことができました。

さて、そんな東京オリンピック。メダルは逃したものの注目度も高かったこともあり、今回はがっつりとサッカーを観戦しました。キックオフから準備万端の体勢で見たいため、仕事も定時で上がらせる勢いで。普段の10倍の集中力はあったかと。
サッカーの試合の中で、特に私の印象に残っているもの、それは準決勝の日本対メキシコ戦。
結果として日本はメキシコに０－１で負けてしまいましたが、その試合の中でのメキシコが行ってきたこと、それが「伝統的なパス回し」です。

これはメキシコが試合において軸としており、準決勝で延長となった場面においても、選手たちは焦ることなく、自分たちのやり方であるこの「パス回し」を続け、結果としてゴールを入れることができました。（日本の立場で言えば、ちょっとは焦って連携を乱してほしかったのが正直な意見でもありますが。）

この「軸」に対してブレずに対応し続けるのは根気も必要ですし覚悟も必要です。それは、人間誰しも楽をしようとしますし、新しいことや他のことに興味を持ってしまいがちだからです。

私は採用担当者でもありますが、管理チームという経理・総務の責任者でもあります。会社全体を把握しなければならない立場でもあるため、社員との連携や社員からの協力が重要になってきます。そのために私が業務を行う上で「軸」としているのが『社員が楽しく仕事ができる環境づくり』です。

その軸をより強化するためにも、普段から1人でも多くの社員の悩みや考えを聞き、内容に応じて優先的に少しでも改善できるように対応しています。そうすることで、社員が楽しく積極的に、前向きに仕事に従事することができ、結果として会社の売上・利益アップにつながると信じているからです。

おかげさまで、社員からも「新しくやりたいことがあるのですが協力してもらえませんか？予算いただけませんか？」という声かけや「新たに顧客を増やすことができ、〇〇円の売り上げになります！」という報告、ほかにも「今使っているソフトをバージョンアップしてほしいのですが、実際の業務内容見てもらえませんか？」という相談 等、様々な連絡をいただけています。

新卒採用を始めて５年が経過し、会社のカラーも徐々にではありますが変化してきました。時代やニーズ・価値観の変化もあり、まだまだ学ぶことも多くありますが、軸をブレさせないように意識しながら取り組んでいきたいと思います。