【学生時代の台湾留学】~社会人としての成長のきっかけ~
2021/10/08|社員ブログ
神戸貿易チーム営業アシスタントのUです。
おうち時間が増え、動画コンテンツにすっかりハマっています。最近のお気に入りは台湾の街をお散歩するYou Tube動画です。現地在住のYouTuberがカメラを片手に台湾の街を散歩する動画で、ご本人出演やグルメ紹介などは全くないのですが、まるで自分がそこを散歩しているような気分になります。そのため、コロナ禍で海外に行けずとも旅を楽しむことができます。また、台湾は大学時代に1年間留学していた思い出深い場所なので、動画を見ていると当時のことを思い出し懐かしくなります。そこで今回は台湾での留学生活について少しお話したいと思います。
留学中は、現地の言葉を理解して生活を送れるようになるまで約3か月も掛かりました。言葉が分からないため、ご飯を買う時も、バスでどこかへ行く時も、授業中も、終始ドキドキしていました。最初は日本人留学生仲間と一緒に行動することが多かったのですが、そうすると周囲の語学力に甘えてしまい、私自身から言葉を発して行動をすることができていませんでした。
そこで、なるべく日本人留学生がいない授業を多く履修し、自身を厳しい状況に置いてみました。知り合いゼロの状況下でレッスンで習った中国語を使い、自分から台湾人クラスメートにコミュニケーションを取るように心がけました。このような努力の甲斐もあってか中国語は日常生活レベルまで上達し、台湾の友人をたくさん作ることができました。特に仲良くなった友人とは今でも連絡を取り合っています。(一昨年、その子の結婚式に呼んでもらい、台湾まで行ってきました★)
留学先での経験は、自身の成長のきっかけとなり、貿易チームの営業アシスタントの仕事でも役立っています。貿易チームでは主にベトナムや中国などアジアの国々から機械加工品を船で輸入しています。
お客様へ納品を急ぐ製品を載せた船が、時に天候や港の混雑で日本への到着が遅れる場合があります。遅延が判明した段階で自分から船会社に問い合わせを行い、船の動静を追跡し、日本の通関会社と連絡をこまめに取り合い、交渉することで船が遅延している状況でも、出来る限り最短でお客様へ製品が納品されるように手配しています。
営業マンや通関会社に頼って依頼された業務だけをする方が楽ですが、そうではなく自分から情報を集めて発信し、最短で納品手配に辿り着くように考え行動することを心がけています。
次回のブログでは、貿易チームの営業アシスタントの業務について、お話しできればいいなと思います。今、就職活動をされている学生さんの中には貿易や海外とのやり取りに興味がある方もいらっしゃるかと思うので、仕事をイメージする材料の足しに少しでもなれればと思います。