早朝の冷え込みに、ついつい余分な重ね着を毎朝のルーティーンにしてしまった挙句の果てに、現場作業中 大汗をかいて「失敗したー」なんてことを懲りずに繰り返している入社二年目の本社営業第二チームの永井です。

皆様も日々の生活の中で、マニュアルを活用する機会がよくあると思います。マニュアルに記された手順に従って物事を進めれば、誰でも求める結果が得られる便利なものですが、ときには思っていた結果にならなかった、うまくできなかった、といった経験はないでしょうか。まさに”マニュアル通りにいかない”といった状況です。

以前、とあるレシピ本を参考に麻婆豆腐を作ったのですが、妻が作ったそれとはまったく違う出来になったことがあります。本来は水でといた片栗粉をフライパンへまんべんなく入れるのですが、無知な私はそのまま片栗粉をフライパンへ投入するというとんでもない暴挙をおかしてしまったのです。結果、当然、あんが塊になって大失敗（泣）。同じレシピ本を参考にしたのに出来栄えや味が全く違ったといった経験があります。その本には片栗粉の入れ方までは記載されていませんでした。つまりは、料理の基本、料理をする人なら誰もが知っているはずの常識が記載されていなかったのです。結果、私の知識の無さと経験不足が原因だということがはっきりとみて取れます。ですが、失敗を経験したことで私にレシピ本に記載されていない片栗粉の入れ方という基本知識が加わり、経験が蓄積され、今では妻が作った同じクオリティーのものが作れるようになりその経験からアレンジを加え自己流の麻婆豆腐（激辛）を作ったりもしています。

面白いもので、同じマニュアルを活用してもその人によって結果（クオリティー）に違いが生まれることがあります。それを補うためには、基本知識を身に着け、マニュアルを活用しながら繰り返し作業を行うことが重要だと思われます。つまりは、マニュアル通りに業務を繰り返すことでマニュアルを見なくてもマニュアル通りの作業手順を習慣づける大事な要素だということです。コンヒラでも様々な業務マニュアルが存在し、それを活用しながら業務を行っています。たとえば、機器の試運転を行うため、現地に向かいマニュアルに従って繰り返し作業しながら経験を積んでいきます。その経験を積んでいく段階で、ときにはマニュアル通りとはいかずトラブルにみまわれることもしばしば、しかしそのトラブル対応の経験こそがマニュアルにはない経験則が生み出される要因にもなります。その経験則こそが自身のスキルアップに繋がり自己流が生まれるといえるでしょう。

今日もマニュアル片手に現場へ向かっています。マニュアル通りにいくのか、いかないのか、できればトラブルなくマニュアル通りでいきたいものです。

最後になりましたがコンヒラでは、未経験の方でもマニュアルを活用しながら少しずつスキルアップが望める会社となっております。また様々なマニュアル作成やマニュアル更新なども業務改善の一環として取り組んでいます。是非私達と一緒に経験を積みながら新たな業務マニュアルを作成してみませんか。興味がある方はご連絡下さい。